【副業としての不動産投資の魅力ランキング】500人アンケート調査

副業をもつ人が増えている今、注目されているジャンルのひとつが「不動産投資」です。
しかし不動産投資と一口に言っても、重視するポイントや感じる魅力は人それぞれ。
今回は副業に興味がある500人にアンケートを実施し、「副業としての不動産投資の魅力」を調査しました。
- 調査対象:副業に興味がある人
- 調査期間:2025年11月5日~7日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:500人(女性274人/男性226人)
- 回答者の年代:20代 18.4%/30代 33.4%/40代 28.4%/50代以上 19.8%
副業に求める条件は「場所に縛られない」

副業に興味がある500人に「副業に求める条件」を聞いたところ、1位は「場所に縛られない(46.2%)」、2位は「時間に縛られない(39.4%)」となっています。
- 在宅でできること。隙間時間の活用などで、無理なく一定以上の額が稼げること(20代 女性)
- 本業に支障が出ない。ゆくゆくは自分で仕事ができるようになるようなスキルを身につけられる(20代 女性)
- 在宅でできる。家事育児をしながらでもできる。非対面(30代 女性)
- 金額は高収入であるほどいい。ただ本業の就業時間や休日が不規則なため、本業に支障がないように、隙間時間にできることや、なるべく打ち合わせなどが少なく受注できる案件が望ましい(40代 男性)
- 簡単にストレスなくできるもの。時間がかからないもの(50代以上 女性)
副業については「場所や時間の自由度」や「簡単さ」を重視する人が多くなりました。このような要素があることで、本業やプライベートと両立しやすくなります。生活全体のバランスを大切にしながら、副業を行いたいと考える人が多いのですね。
もちろん副業をする理由としては「収入増」も大きな要素ですから、「期待した収入を得られる」「安定的な収入を得られる」を挙げた人も多くなりました。
副業としての不動産投資の魅力1位は「不労所得になる」

「副業としての不動産投資の魅力」を聞いたところ、圧倒的1位は「不労所得になる(44.4%)」でした。
2位以下はかなり差が開いて、2位「本業と両立しやすい(12.2%)」、3位「安定収入を得られる(10.8%)」が続きます。
不動産投資については、時間や労力をあまりかけずに収益を得られる点、つまり「不労所得となりやすい点」が大きな魅力と感じられていることがわかりました。
時間の自由度や本業と両立しやすい点については、「副業に求める条件」で上位にランクインした項目とも合致します。
さらに不動産投資は「ミドルリスク・ミドルリターンで、長期安定的に収入を得られる」と言われることが多いことから、リターンに対する期待も大きくなっています。
まとめると、不動産投資は「時間・労力に対して高いパフォーマンスを発揮する投資」「持続的に稼ぐ仕組み」として評価されていました。
1位 不労所得になる
- 不労所得は歳をとってからとても魅力的だと思います(30代 男性)
- 始めてしまえば基本的には放置でいい点。不動産価格の暴落や災害や経年劣化に気をつける必要はあるものの、何か作業する必要はなく、忙しくない(30代 女性)
- 初期投資は大きなものになるが、不労所得を得られる(50代以上 男性)
1位は「不労所得になる」でした。
不動産投資で「大家さん」になると、物件管理の手間は発生しますが、管理会社に委託すればかなり手間は減らせます。
この、働かずに収入を得られるという点が、多くの人にとって評価されています。
自分で動かなくてもお金が入ってくるなら、体調不良などで仕事を辞めたときやリタイア後なども収入を得られて安心です。
とくに仕事や家庭で忙しい層や、体力的に動くのが難しい層にとって、自分が動かなくてもお金が入ってくるという効率性は、大きな安心材料となります。
2位 本業と両立しやすい
- 本業との両立が現実的(20代 女性)
- 業務に時間をかけずに済むので、本業に影響が少ない(40代 女性)
- 常に見張っているわけではないので、副業として成り立ちやすい(50代以上 男性)
2位は「本業と両立しやすい」でした。
管理会社に管理を委託してしまえばあまり労力や時間がかからないことから、不動産投資は「本業と両立しやすい副業」として認識されています。
物件選定や購入時の契約には手間がかかるものの、運用が始まってしまえば楽というイメージをもつ人が多くなりました。
本業に影響しないことを重視する人にとって、不動産投資は希望を叶える選択肢となります。
3位 安定収入を得られる
- 立地や内装などを住人のニーズに合わせることで、安定した収入を得やすい(20代 男性)
- 取得するまでは難しそうだが、安定収入を得られる(40代 女性)
- 毎月の家賃収入は入居者がいる限り安定して入ってくるから、本業とは別の収益源として心強い存在になると思います(50代以上 男性)
3位は「安定収入を得られる」でした。
不動産投資のなかでも一般的な賃貸経営ですと、定期的かつ比較的安定した家賃収入を得られます。
副業収入には安定性を求める人も多いことから、不動産投資の安定性は大きな魅力となっていることがわかりました。
「入居者が途切れない物件」や「長期入居してくれる層が多い物件」を取得できれば、景気に左右されにくい安定した収入源となります。
4位 老後資金の不安が減る
- 将来の不安軽減につながる(20代 男性)
- 老後などもっと先の未来を見据えたときに、安心材料のひとつになる所得だと思っています(30代 女性)
- リタイア後の収入源として期待できる(50代以上 男性)
「老後資金の不安が減る」が4位でした。
不動産投資は不労所得であることから、リタイア後の収入源としても注目されています。
「公的年金をきちんともらえるのだろうか」と不安を抱く人も増える中、不動産投資で将来にわたって安定的な収入を得られれば、大きな安心材料となります。
20代など若い層から、将来のためになるなら始めたいという声もありました。
同率4位 大きなリターンが期待できる
- 大きな収入を得やすい(20代 女性)
- うまくいけば本業よりも稼げそう(30代 男性)
- 将来インフレで不動産の価格が上がれば、大きなリターンを得られる(40代 男性)
「大きなリターンが期待できる」も4位に入りました。
不動産投資を行う規模やタイミングによっては、大きなリターンを期待できるのも魅力です。
例えば大規模な賃貸物件を経営するなら、戸数が増える分、家賃収入も大きくなります。
また資産価値の高い物件を取得でき、さらに地価の上昇や効果的なリフォームなどで物件価値を上昇させられれば、物件を売却することで大きな収益を得られます。
「うまくいけば本業を超える収入も」という意見があったように、夢のある副業として認識されていることもわかりました。
6位 長期的な収入になる
- 長期目線での投資ができる(30代 男性)
- 継続的な所得につながること(40代 男性)
- 長期収入につながりやすい(50代以上 女性)
6位は「長期的な収入になる」でした。
短期的に物件の売買を繰り返して収益をあげる不動産投資もありますが、一般的なのは長期的な視点での賃貸経営です。
安定した入居が続けば、数年から数十年にわたって継続的に収益を得られます。
また不動産は株式などと違い、災害や事故などを除いて、物件の価値が急激に低下してしまうことも少なくなっています。
日々の細かい価値変動に一喜一憂することなく、長期的な視点でじっくり投資に取り組めるのも、魅力だと認識されていました。
7位 現物資産が残る
- 土地が財産として残る(30代 女性)
- 最悪の場合、自分で住める(40代 男性)
- 子どもに引き継げる(50代以上 女性)
「現物資産が残る」が7位です。
現物に投資する不動産投資の場合には、土地や建物など「形として残る資産」を取得できるという魅力もあります。
土地や建物といった現物資産は、株や仮想通貨のように急激に価値を失ったり消失したりする心配がありません。
そのため「自分で住める」「子どもに引き継げる」といった安心感があります。
副業として不動産投資を選ぶ際に重視する点は「初期費用が少ない」

「副業として不動産投資を選ぶ際に重視する点は何か?」という問いに対して、最も多かった回答は「初期費用が少ない(32.2%)」した。
2位「手間がかからない(24.6%)」、3位「リスクが許容範囲におさまる(20.0%)」が続きます。
リスクや負担を抑えながら無理なく始めたい、という意向が浮き彫りになっています。
最も重視されているのは「初期費用の少なさ」で、投資を始めるためのハードルの低さが大切だとわかりました。
また、手間やリスクを抑えることで、効率良く安心して投資できることも重視されています。
1位 初期費用が少ない
- 初期費用の少なさ。不動産投資を始めるにあたって、一定のお金を用意しなければならないイメージがあるため(20代 女性)
- 「初期費用が少ない不動産投資はない」と思っていますが、あったら嬉しいですし重視したいです(30代 女性)
- 初期費用の少なさ。将来性が見込めるとしても、初期投資が大きいと二の足を踏んでしまうため(40代 男性)
1位は「初期費用が少ない」でした。
現物に投資する不動産投資では、物件取得に多くの費用がかかります。
「ローンを組めば自己資金が少なくても始められる」と説明されることもありますが、借金を背負うことによるプレッシャーを感じる人も少なくありません。
そのため資産や収入に対して初期費用が大きすぎると、「興味はあるけど、手が出ない」という状況になります。
まず投資を始めるために、初期費用を抑えられることを重視する人も多くなりました。
2位 手間がかからない
- 住民対応や掃除などの手間がかからないこと(20代 女性)
- 手続きなど内容が難しくない。手間がかからない(30代 女性)
- 管理会社に管理を丸投げできて、手間がかからないこと(50代以上 男性)
2位は「手間がかからない」でした。
本業をもちながら副業として不動産投資を検討する人にとって、手間の少なさは重要な判断ポイントとなっています。
手間がかかると、本業やプライベートに影響してしまうからですね。
なお不動産投資の手間として想定されているのは、住民対応、清掃、修繕などでした。
3位 リスクが許容範囲におさまる
- リスクの少なさ。家賃収入が入ってこないという事態は避けたい(30代 男性)
- 購入時よりも確実に価値が上がっていることや、安定性を重視します。ハイリターンよりも安全を求めます(40代 男性)
- 将来性と確実性。利益が出なくても、損はしないこと(50代以上 女性)
3位は「リスクが許容範囲におさまる」でした。
不動産投資には「空室リスク」や「災害やエリア衰退による物件の価格下落リスク」といった不確実性もあります。
そのため多くの人が、リスクを理解し、自分が耐えられるリスクの範囲に収めることを重視していました。
投資する以上、リスクをゼロにすることは現実的に難しいので、損失が出ても生活に影響を与えないレベルに抑えることが重要です。
夢のあるハイリターンな投資よりも、ローリスクな堅実性を求める人が多いとわかります。
4位 期待通りのリターンを得られる
- 売り出すときに、しっかり利益が出るかどうか(20代 女性)
- 毎月必ず黒字が出ること(30代 女性)
- 安定した収入と資産価値をキープできること(50代以上 男性)
「期待通りのリターンを得られる」が4位でした。
不動産投資に限らず副業や投資を行う場合には、どれくらい儲かるかは「やるかやらないか」を決める判断基準となります。
とくにまとまった初期費用をかけて行う不動産投資の場合には、期待通りのリターンが出るかどうかは、死活問題。
想定利回りや、リターンを得るためにかかる費用を明確に計算してシミュレーションすることが大切です。
5位 いい物件を取得できる
- 資産性のある物件を保有すること(20代 女性)
- 優良物件を得られるかだと思います。無理して不動産を購入して動けなくなるなら、機会を待っていい物件が出るのを待つほうがいいと思います。優良物件というのも立地ありきですので、周りの物件価格と比べてから判断するのが良いと考えます(40代 男性)
- 空室率が低く、滞納リスクのない賃借人の入居が見込める、収益性の高い物件に投資できること(50代以上 男性)
「いい物件を取得できる」が5位です。
物件選びは、不動産投資の成功を左右する重要な要素となっています。
つまり「立地」「建物の状態」「周辺地域における賃貸ニーズ」「リセールバリューや流動性」などが重要です。
良質な物件を取得できれば、賃貸経営において空室リスクを抑えられ、修繕費も少なく済み、長期的に見て収益性が高くなります。
慎重な物件選定が「リターン増」と「リスク減」に直結するため、重視する人が多いのも納得です。
6位 節税効果が高い
- 節税効果が期待できる(30代 男性)
- 所得税・住民税の節税効果が見込めること(30代 女性)
- 節税効果を最重要視。他にも重視したい点は多いが、手取り収入を向上させるには、税金のことを考えるのが最も効率がいいため(30代 女性)
6位は「節税効果が高い」となっています。
不動産投資には、家賃収入を得る面だけでなく、税負担という支出を減らすという面もあります。
「減価償却」「損益通算」といった方法を使って課税所得を減らすことで、実質的な手取り額を増やせるからですね。
絶税対策に詳しくサポートが手厚いハウスメーカーに建築を依頼することなどで、アドバイスをもらいながら効率的に節税できます。
7位 ランニングコストが少ない
- 運用コストの少なさ(30代 女性)
- 管理費用が抑えられえる(40代 男性)
- メンテナンスコストが低い物件(50代以上 男性)
「ランニングコストが少ない」が7位です。
不動産投資にかかる費用は、物件取得などにかかる初期費用だけではありません。
メンテナンス費用やローン返済などのランニングコストもかかります。
管理費や修繕費の負担が大きくなり、いきづまってしまう例もあるので、ランニングコストの試算も、長期的に安定した利益を確保するために欠かせません。
ランニングコストを抑えるためには「管理会社にかかる費用を比較する」「こまめに点検やメンテナンスを行う」などの工夫ができます。
また新しい物件であればランニングコストは比較的抑えやすくなります。
まとめ
副業する上で重視されるのは「時間や場所の自由度」や「本業との兼ね合い」です。
一度始めてしまうと不労所得になりやすい不動産投資は、上記のようなニーズを満たす副業。
そのため、本業をもつ人が日々の労力少なく安定的な収入を得るための選択肢として魅力的だと考えられています。
ただ初期費用がネックで、管理の手間もかかることから、始めるにあたっては「コストやリスクを抑える」「手間をかけない」といった点が重視されていました。
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