アンケート調査

【家庭用の太陽光発電を検討したことはある?】男女500人アンケート調査

家庭用の太陽光発電を検討した理由

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「電気代高騰への自衛手段」や「災害時の備え」として注目されるのが、家庭用の太陽光発電です。

環境にも家計にも優しいイメージがあるものの、実際に一般家庭ではどのくらい関心をもたれているのでしょうか。

今回は戸建て住宅に住んでいる500人を対象に、「家庭用の太陽光発電を検討したことがあるか」についてアンケート調査を実施しました。

【調査概要】

  • 調査対象:戸建て住宅に住んでいる人
  • 調査期間:2025年9月30日~10月7日
  • 調査機関:自社調査
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 有効回答数:500人(女性323人/男性177人)
  • 回答者の年代:20代 14.4%/30代 35.0%/40代 28.6%/50代 15.0%/60代以上 7.0%

家庭用の太陽光発電を検討したことがある人は57.4%

家庭用の太陽光発電を検討したことがある人の割合

戸建て住宅に住んでいる500人に「家庭用の太陽光発電を検討したことがあるか」を聞いたところ、「すでに設置済み(20.0%)」「ある(37.4%)」と回答した人が合わせて57.4%でした。

6割近い人が検討したことがあることから、家庭用の太陽光発電システムが身近なものになっていることがわかります。

ただ検討経験がある人は57.4%ですが、実際に設置済みなのは20.0%。

検討しても、何らかの理由で導入までは至らない人も多いことがわかります。

家庭用の太陽光発電を検討した理由は「電気代を節約できる」

家庭用の太陽光発電を検討した理由

家庭用の太陽光発電を検討した理由の1位は「電気代を節約できる(58.9%)」で、半数以上の票を集めました。

次いで、2位「災害時に安心できる(33.4%)」と答えた人も多くなっています。

太陽光発電を、日々の生活コストの軽減や非常時の備えに役立つ投資と考えている人が多いようです。

また「初期費用を抑えられた」「勧誘されて興味が湧いた」など、導入のハードルが下がるようなキャンペーンや営業も、検討のきっかけになっていました。

興味が高まっているときにハードルを下げられたら、検討しやすくなると考えられます。

1位 電気代を節約できる

  • 自宅が日当たりのいい場所にあるため日中に安定して発電できる環境にあり、日中に使う電気を発電でまかなえるなら環境にも家計にも優しくて一石二鳥だと思った(20代 女性)
  • 高騰する電気代ができるだけ安く済むように、長期的な目線で設置を決めました(40代 女性)
  • 電気代の高騰で家計への経済的負担が大きく、改善するために家庭用の太陽光発電を設置したほうが良いのではないかと検討した(40代 男性)

1位は「電気代を節約できる」でした。

光熱費の上昇を背景に、太陽光発電システムの導入による電気代節約を目指す人が多いとわかります。

太陽光発電を導入すればまとまった初期費用はかかりますが、「将来的には節約になりそう」と期待できるからです。

最終的にお得になり、初期費用をかける価値はあると思えるなら、メリットが明確で導入理由として納得感があります。

2位 災害時に安心できる

  • 災害時に3日分ほどの電気が蓄えられるため(30代 女性)
  • 震災を経験したので、非常時の電源として考慮した(40代 男性)
  • 台風被害で長いこと停電になり大変な思いをしました。「電気を蓄えられるなら」と検討しましたが、家の屋根が急こう配過ぎて、結局設置できませんでした(50代 男性)

2位は「災害時に安心できる」でした。

実際に設置したかどうかは別として、災害や停電を経験して不便な思いをした人から、実感に基づいた検討理由として挙げられました。

停電したときに太陽光発電システムと蓄電池があれば、電力を自宅でまかなえます。

被災時の暑さ寒さ対策が話題になるなかで、停電時にも電気を使える状態であることは、安心につながります。

家庭用太陽光発電が、安心な暮らしを支えるインフラとしての意味ももっていることがわかりました。

3位 売電収入を得られる

  • たくさん発電できたら、余った分を売ってお金にできると聞いたことがあるから(30代 女性)
  • 2011年に設置。当時は売電金額が高かったこともあり、初期費用を回収できると感じました(50代 男性)
  • 固定買取制度が始まった直後、買取単価の高いうちに設置した。「どうせ設置するなら単価の高いうち」と決めていたから(60代以上 男性)

3位は「売電収入を得られる」でした。

余った電力を売って収入を得られるという、経済的な魅力に惹かれた人も少なくありません。

売電で収入を得られれば、初期費用が回収できます。

とくに売電価格が高かったときに家庭用太陽光発電を導入した人からは、「経済的なメリットが大きかった」という声が多く寄せられました。

4位 初期費用を抑えられた

  • 家を建てるときに、太陽光をつけたほうが安くなったので(30代 女性)
  • 補助金が出ると聞いて、つけました(40代 女性)
  • 新築時にキャンペーンとのことで、通常より安く設置できた(50代 男性)

「初期費用を抑えられた」が4位でした。

太陽光発電システムの導入キャンペーンや自治体の補助金などが利用でき、初期費用が安くなるとわかったことで、導入を検討した人もいます。

太陽光発電システムは高額だというイメージがあります。

そこへ、意外に安く導入できるとわかれば、興味が湧くのも当然ですね。

新築時にハウスメーカーのキャンペーンを利用した人も多くいました。

5位 勧誘されて興味が湧いた

  • 家を建てるときに勧められたから(20代 男性)
  • ショッピングモール内でのイベントで、お得になると設置を勧められたから(30代 女性)
  • セールスの訪問を受け、興味はもった(60代以上 男性)

「勧誘されて興味が湧いた」が5位に入りました。

外発的なきっかけですね。

直接的な提案を受けたことで、太陽光発電を意識した人も多いとわかりました。

勧誘のスタイルは、住宅購入時の案内、イベント、訪問営業などさまざまです。

家庭用の太陽光発電を検討しない理由は「コストが高い」

家庭用の太陽光発電を検討しない理由

家庭用の太陽光発電を検討しない理由の圧倒的1位は「コストが高い(65.7%)」、2位は「コスパが悪い(17.8%)」でした。

「初期投資に見合うだけのメリットがあるのか」という不安を感じている人が多いことがわかります。

さらに、処分やメンテナンスの手間を懸念する回答からは、導入後の管理負担も懸念点になっていることがわかりました。

「費用対効果の確実性」と「導入後の安心感」が太陽光発電システム普及のネックだと言えます。

では具体的な回答を紹介します。

1位 コストが高い

  • 価格面で余裕がないため(20代 男性)
  • 確かに災害・停電時は便利かもしれません。ただ設置料金が高いなどの手間がネックで、二の足を踏んでいます(30代 男性)
  • 購入の費用だけではなく、維持費なども考えると、我が家への導入は難しいと考えています(40代 女性)

1位は「コストが高い」でした。

太陽光発電導入の最大のハードルはコストです。

ソーラーパネルの購入費用や設置費用といった初期費用費用だけでなく、維持管理や修理などのランニングコストも含まれます。

初期費用だけではなくランニングコストもかかるので、「負担が大きい」と感じる人が多いとわかりました。

電気代節約や緊急時対応といったメリットを理解していても、コストが大きすぎて検討できない層も多いのですね。

2位 コスパが悪い

  • 現状の買取料金が将来的に続くとは思えないから。メンテナンス費用や解体費用を考えると、利益が出るとは思えない(30代 男性)
  • メンテナンスコストや屋根へのダメージを考えると、太陽光パネルは割に合わないから(50代 男性)
  • 売電価格が下がっていて、ペイできそうにないから(60代以上 女性)

2位は「コスパが悪い」でした。

設置後の採算性に疑問を抱いているパターンです。

「売電価格の下落」「将来的な制度変更への不安」「太陽光を導入することによる住宅への負担」などが背景にあり、「結局元が取れない」との意識も強いとわかります。

初期費用やランニングコストが高くなると採算性が悪化するため、1位「コストが高い」とも密接に関連しています。

3位 必要性を感じない

  • メリットがとくにないから(20代 女性)
  • そこまで広い家ではないので、必要がないと思っています(30代 女性)
  • 「あと10年くらい住めればいい」と考えている家で、新しく設備を整える必然性がない(50代 男性)

3位は「必要性を感じない」でした。

家の広さや築年数、消費電力量などと照らし合わせて、自宅に太陽光発電は不要と考えている人もいます。

一方で、「太陽光発電システムのことを調べてもおらず、よく知らないから考えたこともない」という人もいました。

今の生活で不便を感じていない場合には、検討に至らないのですね。

4位 処分が大変

  • 捨てるときに大変と聞いたから(30代 女性)
  • 10年保証と言われたような覚えがあります。壊れたら撤去も大変かと思いました(40代 女性)
  • 太陽光パネルの撤去と処理の方法が、はっきりわからないから(50代 男性)

「処分が大変」が4位でした。

太陽光発電システムは永遠に使えるものではありません。

いつかは耐用年数が来て、処分することになります。

しかし処分のやり方がよくわからず、「廃棄するときに環境負荷がかかる」と聞くなどして、導入していない人もいました。

処分だけがネックになっているのであれば、廃棄まで含めたアフターサービスについての説明があれば、検討の余地はあるとも考えられます。

5位 メンテナンスが大変

  • 定期メンテナンスが大変そう(30代 男性)
  • 維持管理のコストや手間(40代 女性)
  • メンテナンスが大変そうなイメージ(40代 女性)

「メンテナンスが大変」が5位に入りました。

太陽光発電システムについては、「メンテナンスが大変そう」という印象をもつ人も多いとわかります。

屋根の上に載っているパネルを素人が自分で点検するのは難しいので、大変そうというイメージをもたれている可能性があります。

ただ実際のメンテナンスは専門業者が行うケースがほとんど。

自分でできる日常的な点検は「異音や異臭がしないか」「急激に発電量が変化していないか」など、あまり手間のかからない内容となります。

家庭用の太陽光発電で不安に感じることは「コストが高くなる」

家庭用の太陽光発電で不安に感じること

家庭用の太陽光発電で不安に感じることを聞いたところ、ダントツは「コストが高くなる(72.6%)」で、7割以上の人から得票しています。

2位「十分に発電できない(11.8%)」、3位「メンテナンスに手間がかかる(8.6%)」、4位「老朽化して使えなくなる(7.0%)」が続きます。

  • 設置にかかる初期費用は高額で、投資を回収するまでには10年以上を要する場合が多いこと。また発電量は天候や季節、屋根の向きや影の影響を強く受けるため、必ずしも安定した発電が期待できるわけではありません(30代 女性)
  • 耐用年数が短い。新しいのに替えるにしても、処分費用などで経費がかかりそう(60代以上 女性)
  • 日照条件により発電量が安定しないこと、メンテナンスが大変そうなこと(40代 男性)
  • 住宅に経年劣化があるだろうから、取り付けられるかどうか。屋根が壊れないかどうか(40代 女性)
  • 屋根に設置するものなので、故障や汚れに対し、自身で整備できない(50代 女性)

太陽光発電システムを導入すると、「初期費用」「メンテナンスなどのランニングコスト」「故障時の修理費用」「処分費用」などがかかります。

また日照や太陽光発電システムの性能によっては、十分な発電量を得られない可能性も。

導入に伴って出て行くお金もあり、発電量も読めないために、結果的に経済的なメリットを得られるのかどうかが不透明で、不安を感じている人が多いとわかりました。

家庭用の太陽光発電で重視する条件は「コストを抑えられる」

家庭用の太陽光発電で重視する条件

家庭用の太陽光発電で重視する条件として、最も多かった回答は「コストを抑えられる(58.2%)」でした。

2位「コスパがいい(18.0%)」、3位「アフターサービスを受けられる(12.8%)」、4位「発電効率が高い(9.8%)」が続きます。

多くの人がコストを最優先に考えていることがわかります。

太陽光発電システムを検討しない理由として「コストの高さ」や「コスパの悪さ」が多く挙がったことと、表裏一体の結果です。

また「アフターサービス」「耐久性」「メンテナンスの楽さ」といった回答からは、導入後の安心感を重視する姿勢もうかがえます。

まとめると、お得で長く安心して使える太陽光発電システムが求められているとわかりました。

1位 コストを抑えられる

  • 金額面です。「設置費用込みの金額」「修理は無償」との説明を受けてからは、前向きに検討してました(30代 女性)
  • イニシャルコスト、ランニングコストがともに安いこと(40代 男性)
  • 購入しやすい金額と、維持するための費用がわかりやすいこと(60代以上 男性)

1位は「コストを抑えられる」でした。

コストとは「初期費用」「ランニングコスト」「処分費用」などです。

コストが高すぎると、太陽光発電システム導入による経済的なメリットを感じにくくなってしまうからですね。

太陽光発電システムは高価ですし、ローンを組むとしても家計に負担がかかってしまいます。

「金額の見通しが立てやすいこと」や「総額でお得かどうか」が判断の決め手になっていました。

太陽光発電に対して高額で手を出しにくいという印象が根強いとうかがえます。

逆に言えば、費用負担を軽減できる仕組みがあれば、導入意欲が高まる可能性も大きいと考えられます。

2位 コスパがいい

  • 最終的にどのくらい得になるか(20代 女性)
  • 初期費用と売電額の見込みとの差(20代 女性)
  • トータルコストが、売電収入を超えるのかどうか(40代 男性)

2位は「コスパがいい」でした。

単にコストを抑えて導入・維持したいというよりも、最終的にどれだけ得になるかを考えている人もいます。

つまりは、元が取れるのかがポイントです。

「太陽光発電システムは納得して投資できる設備なのかどうか」の説明が求められていると言えます。

3位 アフターサービスを受けられる

  • 「すぐに対応してくれる」「故障に気づく仕組みがある」など、アフターメンテナンスが充実していること(30代 男性)
  • きちんとした長期間サポートがあるかどうか。太陽光が役目を終えたときの処理までサポートをしてくれるかどうか(40代 女性)
  • 太陽光パネルの寿命がきたときに、業者が責任をもって引き取るかどうか(50代 男性)

3位は「アフターサービスを受けられる」でした。

導入後の不安を解消したいという心理から、アフターサービスを重視している人も多くなりました。

太陽光発電は長期にわたって使う設備なので、長期間の故障対応や撤去・廃棄のサポートが整っているかどうかが、安心感を左右します。

また日常生活を支えるインフラとなることから、すぐに対応してもらえる迅速さも大切です。

アフターサービスが充実していれば、太陽光発電システムを検討しない理由として挙げられた「メンテナンスの負担」や「処分の大変さ」を解消できます。

4位 発電効率が高い

  • 屋根の面積が狭いため、1枚あたりの売電料を重視しました(30代 女性)
  • ソーラーパネルを設置する際は、発電量を重視しました。設置時のコストに見合うだけの発電量がなければ、設置する意味がないと思ったためです(30代 男性)
  • 曇りでも発電できるか(40代 女性)

「発電効率が高い」が4位でした。

発電効率が高ければ、少ないスペースや少ない導入費用で、多くの電力をつくり出せます。

つまり採算が取れやすくなるのですね。

また曇りや雪の天気が多い地方に住んでいる人からは、晴天でなくても発電できる性能を求める声もありました。

経済性や実用性を重視する意見です。

5位 耐久性が高い

  • 頑丈で長く使える。信用できる会社の製品か(20代 女性)
  • 屋上設置のため、耐久性(30代 女性)
  • 耐用年数。高額なので長く使えないと困る(60代以上 女性)

「耐久性が高い」が5位に入りました。

太陽光発電システムは高額な設備投資であるからこそ、長持ちするかが大切な判断基準になっています。

屋根などの屋外に設置することから、風雨や経年劣化への不安も大きく、品質の高さを求める傾向が強まると考えられます。

長持ちする商品だと安心したいために、「名前の知れた信頼できるメーカーを選ぶ」という声もありました。

6位 見た目がいい

  • 外観を損なわないか(30代 女性)
  • あまり目立たない外観を重視したい(50代 女性)
  • 見た目は気になる。つけることが可能だとしたら、たぶんデザイン的な面を気にしたと思います(50代 女性)

「見た目がいい」が6位でした。

太陽光発電パネルの見た目にこだわる人もいます。

注文住宅や外観デザインを気に入って購入した家だと、「せっかくの家の印象を損ないたくない」という心理が働くからです。

そのため、屋根と一体型であることを挙げた人もいました。

7位 メンテナンスが楽である

  • メンテナンスの手軽さ(20代 男性)
  • 一生メンテナンスいらず(30代 男性)
  • ケアのしやすさ(50代 女性)

「メンテナンスが楽である」が7位に入りました。

メンテナンスが楽であれば、日常の手間が減ります。

点検などのメンテナンスを有料としている業者と契約している場合は、メンテナンス頻度が減ることでランニングコストも減るでしょう。

どれだけ気軽に使い続けられるかが、太陽光発電システム検討の大切なポイントになっているとわかります。

まとめ

多くの人が、太陽光発電に関心はあるが慎重な姿勢でした。

導入を検討したものの、「初期費用の高さ」「設置スペース」「処分方法のわかりにくさ」などの関係で見送った人も多くなっています。

またアンケートを通じて、最初のハードルになりやすいのはコストであるものの、メンテナンスやアフターサービスなど導入後の安心感も重要だとわかりました。

技術の進歩や太陽光発電パネルの普及で、安価な太陽光発電パネルも手に入るようになってはいます。

価格だけではなく、長期的にメンテナンスし、廃棄や交換まで面倒を見てもらえるという安心感も重要です。

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この記事の監修者

株式会社AlbaLink社長の河田憲二です。弊社は空き家やなど訳あり物件の買取再販を行う不動産業者です。弊社が運営しているサービスサイトである「訳あり物件買取プロ」「訳あり物件買取ナビ」の運営者も務めています。同社は東京証券取引所東京プロマーケット市場にも上場している不動産会社になります。【保有資格】宅地建物取引士

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