所有している土地が売れず、毎年固定資産税だけを支払い続けている…。
誰も使わない土地を持て余し、将来にわたる負担に不安を感じていませんか?
結論からお伝えすると、「どんな土地でも買取します」と掲げる専門業者に依頼すれば、利用しづらい土地でも売却できる可能性があります。
なぜなら、こうした土地買取業者は、一般市場で売れにくい土地でも、再活用や再販に長けたノウハウを持っているからです。
例えば、
- 土地活用に特化した再販ルートを持ち、買い手探しに困らない
- 売却困難な土地をリノベーションや開発で再生する知見を持っている
といった強みがあります。
ただし注意したいのは、すべての業者が優良ではない点です。中には、過大広告や詐欺まがいの手口で契約を迫る悪質業者も存在します。
慎重に業者選びを進めなければ、トラブルに巻き込まれるリスクもあるため注意が必要です。
とはいえ、ご安心ください。
この記事では、
- 「どんな土地でも買取」と謳う業者の種類と見極め方
- 売れない土地を手放す5つの具体的な方法
- 優良な買取業者3社の紹介
をわかりやすく整理しています。
最後まで読んでいただければ、放置している土地を安全かつスムーズに手放すための方法と、信頼できる買取先を見つけるヒントが得られるでしょう。
弊社(株式会社AlbaLink)も、訳あり不動産の買取に強い専門業者です。
もちろん、この記事はあなたにとって最適な相談先を見つけることが目的なので、必ずしも弊社を選んでいただく必要はありません。
ただ、一つの選択肢として、ぜひお気軽にご相談ください。
目次
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「どんな土地でも買取します」を謳う2つの業者
「活用に困った土地でも買い取ります」「訳あり物件でも高額査定」など、積極的な宣伝文句を掲げる業者は、実は大きく以下の2種類に分けられます。
- 不動産買取業者
- 原野商法を利用した悪質な詐欺業者
不動産買取業者は、企業自身が土地を直接買い取り、再活用や再販売を行う正規の業者です。一方で、「土地を買い取る」と持ちかけながら、金銭を騙し取ろうとする詐欺業者も存在します。
どちらも「どんな土地でも買います」と謳うため、見分けがつきにくいのが厄介なポイントです。
ここでは、それぞれの業者の特徴を詳しく整理し、トラブルを避けるために注意すべきポイントを解説していきます。
不動産買取業者
不動産買取業者とは、土地や建物を自社で直接買い取る不動産会社のことです。
仲介業者のように買主を探す必要がなく、スピーディーな取引ができるのが大きな特徴です。
通常の仲介と違い、買取業者は自社の資金で即時に土地を取得し、再販売や活用を目的に取引を進めるスタイルを取っています。
不動産買取業者に依頼するメリットには、以下のようなものが挙げられます。
- 売却までのスピードが早く、最短数日で現金化できる
- 訳あり物件や田舎の土地でも買い取ってもらえる
- 一般市場では売りにくい土地でも対応してもらいやすい
ただし、仲介に比べると買取価格はやや低めに設定される傾向があります。
一般的には、市場相場より2~5割ほど安い価格での買取となることが多いでしょう。
それでも「早く土地を手放したい」や「売れ残るリスクを避けたい」などの場合には、買取業者の利用は選択肢となります。
悪質な詐欺業者
「どんな土地でも買い取ります」と謳う業者の中には、悪質な詐欺を目的とする業者も存在します。
特に注意が必要なのは、かつての原野商法(価値のほとんどない山林や原野を「必ず値上がりする」と偽って売りつけた詐欺手口)の被害に遭った方を狙った二次被害です。
実際には、次のような被害事例が報告されています。
- 「この土地は節税になる」と騙され、高額な別の土地を買わされる
- 「売却には測量や整地が必要」とされ、調査費用などを請求される
- 知らない管理会社から、管理費や名義変更費を求められる
詐欺の特徴は、表向きには一見もっともらしい話に聞こえる点にあります。
そのため、知らず知らずのうちに契約を進めてしまうリスクもあるでしょう。
特に、警戒すべきポイントは以下のとおりです。
- 売却のはずなのに、逆に「別の土地購入」を勧められる
- 名目不明な諸費用を支払わせようとする
- 契約を急かすなど、判断を迫る態度をとる
不審な動きが見られた場合は、即決せず、必ず家族や消費生活センターなど第三者に相談しましょう。
甘い誘い文句には十分注意し、少しでも違和感を覚えたら慎重に行動してください。
参照:政府広報オンライン「「原野商法」再燃!「土地を買い取ります」などの勧誘に要注意」
売れない土地を手放す方法5選
なかなか買い手がつかない土地を抱え、「どうすれば手放せるのだろう」と悩んでいる方も多いかもしれません。
しかし、売却以外にもさまざまな方法を検討すれば、状況を打開できる可能性があります。
売れない土地を手放す主な方法には、以下の5つが挙げられます。
- どんな土地でも買う買取業者に売却する
- 不動産マッチングサイトを利用する
- 空き家バンクに登録する
- 近隣住民に無料で譲る
- 相続土地国庫帰属制度で国に返還する
それぞれの特徴や注意点を押さえ、自分に合った手段を選ぶことが大切です。
それぞれ詳しく説明します。
どんな土地でも買う買取業者に売却する
売れない土地を早く手放したいなら、どんな土地でも買い取る買取業者に依頼するのが有効な方法です。
買取業者は土地を自社で再生・活用・転売する前提で購入するため、「条件が悪くても買い取る」ことを前提にビジネスモデルが成り立っているからです。
一般の買主を探す必要がなく、直接業者が土地を購入してくれるため、スムーズな取引が可能になります。
例えば、以下のような土地でも、買取対象になるケースが多く見られます。
- 交通の便が悪い郊外の土地
- 建物が老朽化している土地
- 権利関係に少し問題がある土地
- 道路に接していない土地(いわゆる「無道路地」)
もちろん、一般市場で売る場合よりも買取価格はやや低めになってしまう場合が多いですが、「売れないまま何年も悩むより、早期に手放したい」という方にとっては、有力な選択肢となるでしょう。
不動産マッチングサイトを利用する
売却がむずかしい土地でも、不動産マッチングサイトを活用すれば買い手を見つけられる可能性が高まります。
登録するだけで全国の購入希望者とマッチングできるため、地元では売れにくい土地でも新たな需要に出会えるチャンスが広がるからです。
マッチングサイトでは、以下のような土地も取引の対象になります。
- 市場価値が低く評価される郊外や農村部の土地
- 特定の用途(資材置き場・家庭菜園など)を探している人向けの土地
- 小規模で単独では売りにくい土地
従来の地元業者への依頼だけでは届かなかった層にもアプローチできるため、売れ残りを防ぐ手段としてマッチングサイトの活用は有効な手段です。
無料で登録できるサイトも多いため、「まず試してみる」くらいの気持ちで活用してみると良いでしょう。
空き家バンクに登録する
田舎や空き家付きの土地を売却したい場合は、空き家バンクへ登録するのも一つの方法です。
地方移住や古民家暮らしを希望する層に向けて、土地・建物をセットで売却できるチャンスが広がるからです。
空き家バンクに登録できる物件としては、以下のようなものが挙げられます。
- 老朽化しているが再生可能な古民家
- リノベーション前提で購入希望が見込める空き家
- 住宅地以外の場所にある土地付き物件(農地転用不要な場合)
特に地方では「多少の古さは気にしない」などのニーズも根強く、解体せず現状のまま売却できるケースも少なくありません。
ただし、空き家バンクは自治体によって運用ルールが異なるため、まずは対象地域の空き家バンクなどで登録条件や流れを確認しましょう。
近隣住民に無料で譲る
売却が難しい土地であっても、近隣住民に無償で譲渡することで問題を解決できる場合があります。
遠方の人よりも、もともとその地域に住んでいる人のほうが土地を活用しやすいため、意外とスムーズに引き取り手が見つかることがあるからです。
例えば、以下のような活用パターンが考えられます。
- 隣地と合わせて土地を広げ、資産価値を高める
- 資材置き場や駐車場として利用する
- 子供世代のために将来的な住宅用地として確保する
近隣住民にとっては、もともと馴染みのある地域内での土地活用になるため、売買にこだわらず、無償譲渡を選択すれば「土地問題の早期解決」につながるケースも少なくありません。
ただし、無償とはいえ名義変更など手続きは必要になるため、譲渡する際にはメリット・デメリットを整理し、慎重に進めることが大切です。
また、無償であっても土地の譲渡は立派な財産権の移転にあたるため、後々のトラブルを防ぐためにも、簡単な契約書を交わしておくことをおすすめします。
相続土地国庫帰属制度で国に返還する
どうしても売れない土地を手放したい場合は、相続土地国庫帰属制度を利用して国に返還する方法も検討できます。
相続土地国庫帰属制度は、管理が難しい土地を国が引き取る仕組みとして、所有者不明土地問題への対策として設けられました。
制度を利用するためには、以下のような条件を満たす必要があります。
- 境界や所有権に争いがないこと
- 建物が存在していないこと(更地であること)
- 土壌汚染や危険物がないこと
- 管理費負担金(数十万円~)を支払うこと
申請には審査があり、申請手数料(1筆あたり14,000円)も必要ですが、条件を満たせば土地を正式に国へ引き渡すことができます。
売却や譲渡が難しい場合には、こうした公的な制度をうまく活用すれば、土地に関する負担や悩みを根本から解消できるかもしれません。
具体的な申請方法や条件については、法務省が公開している案内ページも参考にするとよいでしょう。
どんな土地でも買い取る優良買取業者3選
「どんな土地でも買い取ります」という言葉に惹かれても、実際には対応範囲や実績に大きな差があるため、業者選びは慎重に進めなければなりません。
しっかりと信頼できる業者を選べば、売れないとあきらめていた土地でもスムーズに手放すことができるでしょう。
ここでは、全国対応や難しい案件への実績が豊富な、以下の3社を紹介します。
- 株式会社AlbaLink(アルバリンク)
- 株式会社フレキシブル
- 株式会社クランピーリアルエステート
それぞれの特徴を踏まえ、自分の土地に合った業者選びの参考にしてみてください。
株式会社AlbaLink(アルバリンク)
売れない土地や訳あり物件の売却を検討している方に向けて、まずは当サイトを運営している「株式会社AlbaLink(アルバリンク)」を紹介いたします。
弊社は2019年より、日本全国で事故物件や訳あり物件の買取に取り組んでおり、これまで600件以上の買取実績を積み重ねてまいりました。
再販ルートや活用ノウハウを豊富に有しているため、難しい条件の物件でもできるだけ高く買い取れる体制を整えています。
例えば、以下のような物件にも対応可能です。
- 売りにくいとされる訳あり物件
- 築古で買い手が見つからない土地
- 相続トラブルを抱えた不動産
全国対応が可能なほか、初めての方でも安心してご相談いただけるよう、丁寧な査定とサポートを心がけています。
「売れないかもしれない」とあきらめる前に、ぜひ一度、弊社に無料査定にご相談ください。
株式会社フレキシブル
売却を急ぎたい土地所有者にとって、スピード対応に強みを持つ「株式会社フレキシブル」は頼れる存在です。
即日回答・10億円まで翌日決済という驚きのスピードを実現しており、取引の迅速さでは業界屈指です。
フレキシブルがここまでのスピード対応を可能にしている理由は、買い取った不動産を原則自社保有し、自ら運用しているからです。
転売目的ではないため、査定から決済までを一貫して進められ、買主を探す時間を省略できる仕組みが整っています。
対応できる物件の幅も広く、以下のようなケースにも対応しています。
- 事故物件や瑕疵物件
- 既存不適格物件、旧耐震基準物件
- 再建築不可物件、借地権、底地など
過去10年間で100棟以上の不動産を買取・保有しており、累計管理戸数は3,000戸超で、幅広い取引実績とスピーディーな対応で、仲介業者からも高い支持を得ています。
「すぐに現金化したい」「難あり物件を手放したい」と考えている方には、フレキシブルの買取サービスは魅力的な選択肢になるでしょう。
株式会社クランピーリアルエステート
相続や共有名義など、複雑な事情を抱える不動産を手放したい場合は、「株式会社クランピーリアルエステート」への相談がおすすめです。
クランピーリアルエステートは、全国の士業事務所と1,200以上連携しており、法律や権利関係が絡む難しい不動産取引にも柔軟に対応できる点が強みです。
年間3,000件以上の相談実績を活かし、共有名義不動産や再建築不可物件、事故物件など、一般的に売却が難しい物件でも適切な方法を提案してくれます。
具体的には、以下のような不動産に対応しています。
- 共有名義不動産・共有持分
- 底地・借地権付き物件
- 再建築不可物件
- 老朽化・低収益物件
- 事故物件・訳あり相続物件
売却だけでなく、士業との連携を活かして法的な問題解決をサポートしながら進められるため、安心して任せることができるのも大きな魅力です。
「売るのは無理かもしれない」とあきらめる前に、一度クランピーリアルエステートへ相談してみると、新たな道が開けるかもしれません。
売れない土地を放置するリスク3選
売れない土地を放置すると、思わぬコストやトラブルが発生し、資産価値を著しく損ねるリスクがあります。
ここでは特に注意すべき3つのリスクをまとめました。
維持・管理費の負担 | 固定資産税や清掃・草刈りなど維持費用がかかる |
特定空き家に指定されるリスク | 強制解体・税金増額の対象になる可能性がある |
損害賠償リスク | 倒壊や火災で近隣に損害を与え、賠償責任が発生する恐れ |
まず一つ目のリスクは、維持・管理費の負担についてです。
不動産は所有しているだけで固定資産税・都市計画税がかかり、さらに草刈りや清掃などの手間と費用も発生します。遠方の場合は交通費や時間もかかり、日常生活への負担が大きくなりがちです。
次に、特定空き家に指定されるリスクもあります。
空家等対策特別措置法により、管理が不十分な空き家は「特定空き家」として認定され、行政から強制解体命令や税優遇の撤廃措置を受ける可能性があります。放置期間が長いほどリスクは高まります。
最後に、損害賠償リスクも看過できません。
老朽化により建物が倒壊したり、火災が発生したりすると、近隣住宅への損害に対して賠償責任を負う可能性があります。不法侵入や不法投棄など、治安リスクも高まるため、早めの対処が必要です。
売れない土地は「そのうち売れるだろう」と放置せず、早期に処分方法を検討しましょう。
まとめ
この記事では「どんな土地でも買取します」という業者の実態や、売れない土地の手放し方、優良な買取業者の選び方について詳しく解説しました。
本文でも触れたとおり、土地は放置すればするほど、維持費・リスク・資産価値低下といった深刻な問題を引き起こす可能性があります。
しかし、優良な不動産買取業者に依頼すれば、売りにくい土地でもスムーズに現金化できる可能性が広がります。特に、訳あり物件にも対応できる業者を選ぶことで、より安心して手放すことができます。
弊社「株式会社AlbaLink(アルバリンク)」でも、売却に関するご相談を無料で受け付けています。
土地の管理に不安を感じている方は、まずは情報収集の一環として、無料査定でお気軽にご連絡ください。