【2年半でFIRE達成】モフ蔵さんに「築古戸建て投資でFIREする方法」を直撃インタビュー!

「築古戸建て投資でFIREするなんて、何年もかかるのでは?」
「大工並みの技術を持っていないと何も始められないのでは?」
築古戸建てに投資したいけど、このような不安があって一歩を踏み出せずにいませんか?
ですが、「自己資金300万円と少しのDIY技術があれば、FIREを目指す第一歩を踏み出せる」と言われたらどうでしょうか?
今回の記事を読めば、「もしかしたら自分にもできるかも」と思えてくるかもしれません。
今回、お話を伺ったのは、築古戸建て投資でFIREを達成し、現在60戸・家賃年収3000万円を実現している「モフ蔵さん」です。
築古戸建て投資家 モフ蔵 さん
会社員時代に15年間、白アリ駆除や電気工事、ビルメンテナンスなど設備系の仕事に従事。祖母から引き継いだ家を自力でリフォームしたことをきっかけに、築古戸建て投資の世界へ。
独学と実践を繰り返しながら、わずか2年半でFIREを達成。現在は長野県を中心に戸建て30戸・アパート30室の計60戸を運用。家賃年収3000万円、年間利益2000万円超を実現している。
自らが主宰する「DIY大家塾MOF」では、築古戸建て投資のノウハウを初心者向けに伝えており、現在3期生が活動中。YouTubeチャンネルでもDIYや物件情報を発信している。
モフ蔵さんは、もともと会社員として働きながら、株やソーラー売電などの投資を経験してきました。
しかし、不動産投資に関しては初心者。
動画で学びながら、「まず試してみる」という実践主義で一歩ずつキャリアを積み重ね、FIREを達成しています。
このインタビューでは、「会社員からFIREへの道のり」「成功の鍵となった物件選びとDIY戦略」「自己資金300万円からのロードマップ」を、モフ蔵さんの実体験を交えながらご紹介していきます。
※なお、本記事はモフ蔵さんの体験に基づくものであり、投資効果などを保証するものではありません。
目次
会社員からDIY大家へ【経歴・きっかけ・スタンス】
築古戸建て投資のスタートは、祖母から引き継いだ家をDIYで直したこと。
会社員時代に培った設備系の技術が、モフ蔵さんの現在の投資スタイルにつながりました。
会社員として「今につながる仕事」をしていた

現在行われている築古戸建て投資の前は、どんなお仕事をされていましたか?



投資スタイルのきっかけは「祖母の家」


大工そのものという仕事はしてこなかったのですが、近い仕事はいろいろとやってきていましたので、「意外とできるな」と。
結果、しっかり仕上がりまして、今も同じ家に住み続けることができています。




ただ、今とは情報の出回り方が違いますから、いわゆる不動産投資をまとめたような動画はありませんでした。
床の直し方、壁の直し方など、大工さんが個別でアップしているものはあったので、それらを事前にチェックしていました。
「他人より早く動く」は家訓の影響

なんというか、「1歩の踏み出し方」が一般的でないというか。もともとそういった性格でいらっしゃるんですか?

僕は株も14、5年前くらいの「株なんてギャンブルだ」というような時代から始めていましたし、ソーラーの売電も売値が38円くらいの初期にはもう手をつけていました(※現在は1kWhあたり 15円〜24円、11年目以降はさらに下がる)。
結果的に、「他人より早く始める」ということによる優遇で得られるものって、なかなか大きいですしね。


「築古戸建て」を選んだ理由は?長野県の戸建ての魅力


実際、その時も工務店に依頼するのと比べたら、費用は5から8分の1ぐらいで直せるんだな、とわかりましたので。


そのような土壌があるところで、あえて「他人の土地」や「その上の建物の何分の1」に投資することに魅力を感じなかったというか。管理費などもかかってきますしね。


実は、初期は新潟でも投資をしていたんですが、やはり移動時間がネックになってしまったんですよね。


独学で築いた「買う・直す・貸す」のスタイル
不動産投資の本は1冊も読んだことがない。
そう話すモフ蔵さんが重視したのは、「まず試してみる」こと。
独学と実学を繰り返しながら、「買う・直す・貸す」のサイクルを確立していきました。
投資の勉強は書籍より独学・実学

参考書を読んだりなどしたんでしょうか。

行けそうだ、とある程度の根拠を掴んで判断したら、まずは1戸、そして次の1戸、というのをずっと繰り返してきた結果が現在です。


投資を始めて10件いかないぐらいのときに出会って、さまざまなことを学びました。師匠との出会いが規模拡大のブーストとなったとも言えます。

今でも師匠にお会いすることはありますか?


大家さんの会など、どこかに所属はしていらっしゃるんですか?

今3期で、これから4期生を募集しますよ(※後述)。

「そんなことで?」という失敗もしつつ技術を磨いた


でも、正解を知らなければ簡単に失敗してしまうんですよね。ただ、重要なのはやはりトライアンドエラーの繰り返しです。

入居者が入らないような大きな失敗、というのはありませんでしたか?

必ずきちんとした形には収まっているから、どの物件も入居者が決まっていますね。
初めての築古戸建ては「290万円・利回り20%」




「リフォーム費用が見込み30万円くらい」とイメージできたので、「諸経費を引いて、290万円で買えたらちょうど利回り20%になるな」と。
それで指値を入れてみたら、刺さったんです。だからこれはもう進むしかないな、と思いました。

「そこで買わないと次に繋がらない」というようなことをおっしゃっていたのが印象的でしたね。不動産業者との繋がりを重要視されていました。
今もその業者さんとはつながっていらっしゃいますか?



誠意をもって対応をしたとしても、なにかしら悪い印象を残せば「そういう人間だ」という噂になり、瞬く間に広がってしまう。
業者さんの数自体も多くないですから。
あのときは「ここで引かないほうが結果的にはいい方向に行くだろうな」と思ったから、NOという選択肢はありませんでした。

安定した投資を支える「物件選び」と「管理」
モフ蔵さんは、築古戸建て投資を「完結性が高い、株とは違う」と表現。事実、安定した増益を維持できている、その秘訣について伺いました。
運用の具体的な数字から見る「安定」






1戸を直して、家賃収入を得て、また新たな1戸を直して家賃収入を得て、というのが重なるので、ずっと右肩上がりですね。


「出せばだいたいすぐ決まる」という感じです。

長野はそんな感じなんですか?



決まらないケースがあるとすれば、物件の立地が悪いか、家賃がスペックに相応しくないか、その他の条件に問題があるのかわかりませんが、どこかしら「しくっている」はずなんです。

戸建てを30やられていて「決まらないことがない」というのは、押さえるべきところを押さえているからなんだと思います。

「キャピタルゲイン」重視の投資へ


初心者のうちは水回りがいいことも重要でしたね。


銀行融資も使いたいので、例えば共同担保に入れられる土地だとか。将来的に更地になったとしても、その土地だけで売れるような価値があるものを探すことで、実りが大きくなっている気がしますね。


以前は利回り・インカム・月々の家賃さえ高く取れればいいと思っていました。出口に対して入口というか、入りやすさを重視していた。
現在は出口、つまりキャピタル的な部分を重視していると思います。

投資家によっては持ち続けるという人も多いので、それぞれですね。





そもそも築古戸建ては買値が安いので、買った値段以下になることはほぼないんじゃないかなと思います。

ちゃんと投資していれば最後まで安心して持ち続けられますし、出口も考えてあるからさらに不安は少なくなると思います。

やっぱり最初に目利きしてある程度きちんと選別しています。さらに、自分でちゃんと直していますから、いい状況を維持できているわけですね。
自主管理の秘訣は「ドミナント戦略」






入居してすぐには「テレビのアンテナ線どこですか」といったような話もあるんですが、これはすぐ対応できるレベルですし、一度入居してしまえば、それ以降に連絡が来ることはあまりないかな……。






それに、「とにかく緊急でいますぐ来てくれ!」というのはほぼ経験していないんですよ。電話で「ちょっとこうしておいてください。明日行きますね」ぐらいのお願いで済んじゃう。水漏れが止まらないとか、緊急で動かなければすごく困るということはないです。

失敗も経験しながら「2年半」でFIRE達成!
「安いから買った」という理由だけで物件を選んだ結果、利益は思ったほど伸びなかったとのこと。
のちの投資戦略を変えていくきっかけになった初心者時代の失敗をお話いただきました。
世界の資産家は「株」と「不動産」


当時、株をやっていたんですが、日本株に一点集中していて、リスク分散ができていなかったんです。どうにか分散投資ができないかなと考えていた時期に踏み出しました。
世界の資産家は皆さん投資をしていますし、株と不動産、というのは王道ですよね。そのセオリーに乗るしかないなと。


半年はかけてじっくり慎重に探しました。
失敗談:「安い物件」は利益になりにくい?


今と違って土地値がつかないものでも「安いから」というだけで古い戸建てを買い進めていたんですが、今思えばもっと高い物件を買ってもよかったなと。


それは3、4年くらい持って、その後利回り30%前後で売ったんですが、利益的にはそんなに出なかったんです。


もっと高い物件だったら、同じ作業・同じ手順で、かつ、さらに低い利回りだったとしても、利益は大きくなったと思います。買うときに安い、という目先のお得さに釣られた例ですね。

例えばサラリーマンをやりながら副業で不動産投資をしていたら、毎月5、6万円家賃が入って、最終的に300万円くらいになれば十分な感じですが、ちょっとそこが違ってくるぞ、と。

それでは物足りなくなっちゃった(笑)。


そういったことを繰り返し、規模を徐々に拡大していって次のステップへ……というのが順当ですから、しかたないんですけどね。だから「今思えば」でしかないけど。

【2年半でFIRE達成】睡眠時間を削って全力投球



その頃、物件はどのくらい持っていらっしゃったんですか?





株式投資をやって複利についても詳しかったので、「早ければ早いだけ雪だるまが大きくなっていく」ということも知っていた。同じ努力なら、今始めるか10年後に始めるかで、莫大な差が生まれる。
そうであれば、やっぱり今しかない、雪だるまを大きくしていくのなら遊びよりも投資だ!みたいな感じでしたね。


それに、物理法則でもありますよね。球体を転がすとき、高低差のない平らな道を転がすのがいちばん速いように思うけど、実際には谷と山があるほうが、勢いがつくから速くなるという。それと同じなんじゃないですかね。
FIREで実感した「時間的余裕」と「ノンストレス」




旅行に行っても、「もう帰らなくちゃ」だったのが「もう一泊しちゃえばいいじゃん」となる。なんだか寿命も延びる気がする。


今の状況は想像通りといえば想像通りなんですが、でも、少し違ったのが、FIREしても「意外に遊んでいない」というか。


「拘束されない仕事」だからこそ、すごく楽しいんです。


Xでの知り合いや同時期からやってる同じ規模の投資家たちに会うと、自分のことを報告し合って「負けていられないな」「自分ももっと上を目指さなくちゃ」という気持ちになります。


野球の大谷翔平が好きで努力してる感じと……世界は全然違うとしても、感覚としては似ているのかな。毎日楽しいです。

天職を見つけたら「人生、勝ち」じゃないですか。私はそういうふうに思っているんですが……。

もしそうならやっぱり全然楽しくないと思うんです。


経験してきた限り、サラリーマンだと100頑張ったとしても入ってくるのは30、200頑張っても40とか。やはり目減りしてしまう環境です。
今は100頑張れば120、200頑張れば240。「総取り」以上の世界にいますからね。




それなら不動産に全力投球したほうが逆に安定するし、生活が豊かになるなと思ったんです。


先を見越せて将来的な安定も手に入れた。そうしたら、やっぱりサラリーマンでいることはないですよね。
反省点:「知らない」ことで大きな回り道に


やっぱり「気力体力任せでなんとかなる」と思えても、知識と技術があればもっとスピーディーに、もっと効率的にできる。
それは皆さんにもお伝えしておきたいことですね。僕はかなり体力任せなDIYをやってしまっていたから。


チェーンブロックのような機械があればそこまで苦労せず抜くことができるんですが、僕はスコップ1本で勝負してしまった。10分かからず抜けるのに、2、3時間かけてね。
ただ、いくら体力があっても、どんどん「腰が、ああ……」と(笑)。


これは動画にもしているんですが、すごく時間がかかるし、なにより疲れる。でも、今なら足場を一部作って、ラクに、しかも安全にできちゃう。


まあ、「バカだったなあ」って笑い話にはしてるんですが。


もちろん、今とは情報量や情報を得られる環境もだいぶ違うので単純な比較はできないんですが、この観点で当時から進めていたら、今の規模にもっと早く到達していたかもしれないな、と思います。
【自己資金300万円からのFIRE】まずは身の丈に合った物件を選ぼう
「もし自己資金300万円しかなかったら、どうやってFIREを目指すか」
モフ蔵さんが語る、再現性のあるロードマップです。ご自身の反省点も含めてご説明いただきました。
「買う・直す・貸す」の流れを体験して自信をつける

この状態から築古戸建て投資でFIREを目指す場合、どのようなロードマップをたどっていきますか?

この「買う・直す・貸す」という一連の流れを体験することが大事で、1回転すると自信がつくと思います。

その「買う・直す・貸す」の流れを何度も重ねていくんですね。

そうしているうちに融資も絡めていくでしょうし、5件・10件と増やせば月50万円くらいの家賃収入になってくると思うんですよ。


すると、2、3ヶ月に1件は買えるという流れができてくるので、今度は土地値や資産価値のある物件など、インカムゲイン中心の投資からキャピタルゲインも狙える投資へと少しずつシフトできる。
これが最適解ではないかと。

「身の丈に合った物件」からがつまずきにくい


一連の流れを経験してみて、うまくいったら次へ。「今回が大丈夫だったんだから、次も大丈夫だ」という自信がどんどんついてきて、メンタルも安定してきます。築古戸建て投資がどんどん楽しくなっていくと思いますね。


どうしてもレベルが高すぎて初心者には厳しいな……という物件というのはありますから。10件目の人にとっては「お宝」みたいな物件だったりするんですけどね。

築古戸建て投資でFIREを目指す人へのメッセージ


腕立ても1日100回を毎日続けるのは無理でも、5回なら「まあ毎日やってみようか」となるでしょうし。


気づいたらもう戸建てが一軒完成してる!ということも結構多いんですよ。


目に見えて綺麗になるクロスや床の作業はいいんですが、「水栓の交換」なんていう大変なのに見栄えが全然変わらない作業はやっぱりあんまりやる気にはならないですし。


でも、行ってみると掃除を始めたりして、そうなると少し作業してもいいかな……となる。
見栄えのしない作業でも、「あれ、意外とうまくいったな?」なんてふうになると、来てよかったな、となりますしね。
「無理なくコツコツ続ける、ほんの少しでいいから動いてみる」が一番です。

無理をして続けられなかったら意味がないですし。

ドラクエみたいなロール・プレイング・ゲームだと思ってもらえるといいかもしれない。モンスターの中では一番弱い「スライム」の討伐から始まるでしょ。

ゲーム制作者側からすると、ユーザーにゲームを続けさせやすくする仕組みですもんね。

お金を増やすのも、そういったゲームみたいに捉えて、コツコツ毎日続ける。そうすればだんだんと楽しくなってくるはずです。
楽しいのが大事ですから。皆さんにはそういうことをお伝えしたいですね。

まとめ
モフ蔵さんの築古戸建て投資は、再現性の高さが最大の魅力と言えます。
【要点まとめ】
- 会社員時代の設備系スキルをDIYに活かし、リフォームコストを5〜8分の1に削減
- 自己資金のみでスタートし、2年半ほどでFIREを達成
- 「買う・直す・貸す」のサイクルを着実に繰り返し、60戸・家賃年収3000万円の規模へ
- 初心者時代は「安くて利回りが高い物件」、現在は「土地値・キャピタルゲイン重視」と、投資戦略を進化させてきた
- ドミナント戦略で管理の手間を最小化し、月2件程度の連絡で済む運用を実現
- 「拘束されない仕事」だからこそ、さらに上を目指せる
重要なのは、無理な加速ではなく、持続可能なペース配分。
楽しみながら長期間続けるロール・プレイング・ゲームに例えたところが、モフ蔵さんの築古戸建て投資の本質を物語っているのではないでしょうか。
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2026年6月現在、ちょうど第4期生を募集しており、定員に達し次第終了してしまいますので、以下よりチェックだけでもしておくことをお勧めします。
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