空き家投資とFIRE

「難あり物件」だけで130世帯!元芸人・荒井良太さんの「少ない自己資金からの築古戸建て投資入門」

2大特典 もLINE内で配布中

高利回り"未公開物件"を受け取る

少ない自己資金でも始められるボロ戸建て・築古戸建て投資を直撃インタビュー!

「築古戸建て投資を格安物件でやるのって、本当に大丈夫なの?」
「自己資金も時間も少ないし、いろいろ考えていると動き出せない……」

築古戸建てに投資したいと思いつつ、一歩を踏み出せずにいませんか?

ですが、「自己資金50万円前後からでも、リスクを想定しながら築古戸建て投資を始められる方法もある」と聞いたら、少し現実味が出てきませんか?

今回お話を伺ったのは、芸人から賃貸仲介営業を経て、不動産投資家となり、「難あり物件」ばかりを対象にしながら、累計130世帯を購入してきた荒井さんです。

荒井良太さん
築古戸建て投資家/DIY大家養成講座サポート 

1998年9月、東京都足立区生まれ。高校卒業後にお笑いの道を志し、NSC東京23期生としてお笑い学校に入学し、2018年から2021年まで吉本興業に所属。

その後、2021年8月に不動産会社へ就職し、賃貸仲介・管理・売買といった現場業務を幅広く担当。そこで得た実務経験と知識をもとに、2023年1月に独立し、不動産投資家としてのキャリアをスタートさせた。

これまでに購入した不動産は130世帯以上。実務で培った「現場目線」と、お笑いで鍛えた「わかりやすく伝える力」を活かしながら、初心者にも親しみやすいスタイルで不動産投資の魅力を発信している。

公式サイトインスタグラム公式LINE

現在、荒井さんは戸建て32・アパート6の計38世帯を保有し、融資に頼らず手残りで月80万円前後の家賃収入を得ながら、不動産投資コミュニティ「ボロリッチ」や「DIY大家養成講座」を通じて、これから築古戸建て投資にチャレンジする人たちをサポートしています。

荒井さんは、もともと不動産投資の世界に飛び込んだとき、座学よりも「まずやってみる」実践主義で経験を積み重ねてきた「実務型」。

その過程では「登記費用・固定資産税を見落とした10円物件」「ライフラインを想定していなかった8世帯物件」など、誰よりも痛い失敗も経験していますが、その一つひとつを「事前に想定すべきチェックポイント」として蓄積し、今の投資スタイルに結びつけています。

このインタビューでは、少ない資金でも「難しい案件」(いわゆる「難あり物件」)に取り組みつつ、築古戸建て投資を成功させてきた荒井さんの手法・実体験をご紹介していきます。

※なお、本記事は荒井さんの体験に基づくものであり、投資効果などを保証するものではありません。

芸人から不動産へ──「稼がないと結婚を考えられない」からの転職

荒井さんの築古戸建て投資の背景には、意外なキャリアの転換点が……。
高校卒業後に吉本の芸人として活動していた荒井さんが、なぜ不動産の世界に飛び込んだのかを伺いました。

編集部: まず、築古戸建て投資を始めるまでのご経歴を教えてください。
荒井さん: 僕は高校を卒業してすぐ、吉本の養成所に入りました。そこで一年間お笑いを学んだあと、吉本興業に所属して3年間プロの芸人として活動していました。
その後、不動産の賃貸仲介会社に転職しています。
編集部: その転職先が、不動産にご興味を持たれたきっかけになったということですね?
荒井さん: はい。とはいえ、転職先は賃貸仲介がメインで売買は扱っていなかったのですが、ベンチャー企業だったこともあり代表との距離が近く、代表が不動産投資をしていたことが、投資に興味を持つ直接のきっかけになりました。
編集部: お笑いから不動産、というのは大きな転換ですよね。
不動産の道を選んだ理由は何だったのでしょうか。
荒井さん: そうですね。自分は高校卒業で大学にも行っておらず、その上お笑いを辞めた大きなきっかけのひとつが「好きな人ができたこと」だったんです。
その方から「ある程度稼いでいないと、結婚も考えられない」と言われて、自分でも芸人のままでは厳しいなと感じました。
編集部: なるほど。でもまだお若いころではありますもんね。
荒井さん: はい。まだ23歳くらいで、社会人としてやり直すには十分若いと思えた一方で、学歴もなく、高校まではスポーツしかやってこなかった。
そんな状態でも稼げる仕事は何かといろいろ調べていく中で、「不動産業界の営業なら稼げるかもしれない」と考えるようになりました。
ちょうど小中学校からの友人が不動産会社で働いていたので、その会社を紹介してもらい、転職したという流れです。
編集部: 不動産業界に入ってからは、かなり勉強されたのでは?
荒井さん: 正直に言うと、座学の勉強はほとんどしていません。かなりの「実務型」ですね。
現場での仕事を通じて、「この場面ではこういう知識が必要なんだ」と実感しながら覚えていきました。
編集部: それはかなりのバイタリティがないとできないキャリアチェンジですね!

 

 

投資家・経営者としての立ち位置と、その出発点

築古戸建てや空き家投資の話に入る前に、「いま荒井さんがどのような規模で投資をしているのか」「そもそもなぜ不動産投資を始めたのか」を整理しておきたいと思います。
現在の収入と、そこに至るまでの「起点」になったできごとについて伺いました。

いまの不動産収入と物件保有状況

編集部: 今、投資している築古戸建てについてお伺いします。
差し支えなければ、現時点での不動産収入やキャッシュフローについて教えてください。
荒井さん: そうですね。
だいたい月80万円前後の不動産収入があります。
融資には一切頼っておらず、すべて手残りですね。
編集部: 手残りで月80万円……かなり大きいですね。
これまでに購入された物件はどのくらいあるのでしょうか。
荒井さん: 累計でいうと、これまでに約130世帯を購入しています。
ただ、そのうち60件ほどは、ボロリッチ(荒井さんが運営するコミュニティ)の会員さまに最低限の利益を上乗せした上でお譲りしています。
そのため、自分が現在保有しているのは38世帯(戸建て32・アパート6)ということになりますね。
「借入をしながら130世帯を全部保有している」というわけではなく、会員様への売却も含めたお話だとご理解いただければと思います。
編集部: なるほど。どうやって資金を回しているのかが分かると、そこもイメージしやすいです。
荒井さん: 今は宅建業者として物件を仕入れも行うようになり、ボロリッチも含めると3つの法人を使い分けています。不動産投資用の法人、宅建業として会員様に物件を紹介する法人、投資コミュニティ運営の法人ですね。
それぞれ役割を分けることで、投資とビジネスの両方を回している、という形です。
編集部: 投資家としての顔に加えて、「仕入れて会員さんに紹介する」立場も担っているわけですね。

投資を始めるきっかけになった「客付けの現場」

編集部: そもそも不動産投資は、賃貸会社に入られたことがきっかけだと思いますが、「自分もやろう」と思うに至った決定的なきっかけは何だったのでしょうか。
荒井さん: 直接的には、その会社の客付けのやり方を知ったことですね。
客付けが非常に強い会社で、他社とはやり方がまったく違ったんです。それこそアルバリンクさんの「賃貸バージョン」と言えるような、少し特殊なスタイルでした。
編集部: 具体的には、どのような集客・客付けをしていたのでしょうか。
荒井さん: 家を借りるときには、必ず入居審査がありますよね。その審査が通りにくく、一般的な物件を借りにくい方をあえてターゲットにしていたんです。
そういった方に入っていただける「審査が緩い物件」であれば、多少家賃が高くても決まるケースが多い。
代表はそれを活かして、区分マンションを安く仕入れ、高めの家賃で入居者をつけてから売却する、という手法を取っていました。
そのやり方を間近で見て、「これは自分でもできそうだし、やってみたい」と思ったのが始まりです。
編集部: 客付けに強い会社であれば、自分で物件を買っても心強いですよね。
荒井さん: そうですね。自分が買った物件に、自分で入居者を決められるというのは、かなり大きな強みだと感じました。

メンターとの出会い、法人化、1棟目購入

編集部: 区分マンションやアパートなどでなく、戸建てを選んだ理由はなんでしょうか?
荒井さん: これは代表とは別に、築古戸建て投資を教えてくれた方の存在が大きいですね。
その方は30代で、家賃収入が年間約1億3000万円。本業は証券会社の株トレーダーで、副業として築古戸建てや築古アパートへの投資をされていました。
編集部: なるほど、その方が荒井さんにとっての「メンター」的な方だったんですね。
荒井さん: はい。当時勤めていた会社に自分の物件の客付けを依頼しに来られたときに初めてお会いしました。
私は営業としてそれなりに数字を出していたので、その方とも自然と仲良くなれまして。「築古戸建て投資なら安く始められるし、荒井さんなら絶対できるよ」と背中を押してくださったんです。
翌月には法人を作り、消費者金融と親にお金を借りて1棟目(戸建て1軒目)を買いました。
編集部: なるほど。
ちょっと気になっているのが、転職は「安定を求めて」だったところなのですが……。
ここで一気にチャレンジ方向に振り切れたのはなぜでしょうか?
荒井さん: はい。転職するきっかけになった方とはお付き合いしていたものの、その後お別れしまして、「安定しなきゃ」という必要性が自分の中で薄れていたんです。
自分はもともとお笑いをやっていたような者ですし、安定したいという気持ちよりチャレンジしたい気持ちのほうが強かったですしね。
編集部: なるほど。その1棟目から戸建てを選ばれたのは、区分マンションより始めやすいと考えたからですか?
荒井さん: そうですね。区分マンションだと、東京や関東圏であれば少なくとも300万円以上、古いものでも500〜1000万円くらいはしますので、それなりの資金が必要になります。
一方、戸建てならもっと安く買える上に、当時(3年半ほど前)は競合も今ほど多くなかった。
なので、まずは戸建てから始めることにしました。
編集部: なるほど。
消費者金融からお金を借りるのは勇気がいる決断ですよね。
荒井さん: あまり褒められたことではないですが、もともと僕は「お金を借りること」にあまり抵抗がないタイプなんです。「最悪、借金して自己破産してもいいや」くらいに思っていて。
お笑いをやっていたときも、芸人をやっていたときも、お金はなくて。飲み代も友達に奢ってもらうような状態でしたが、それでも毎日が楽しかったので。
編集部: 下積み時代のマインドが、そのまま活きている感じですね。チャレンジへのハードルが低いというか。
荒井さん: はい。たとえ投資で失敗しても、「最悪またあの頃に戻ればいい」と思える。失敗が怖くない。
思うんですが、例えば僕がまったく逆の状態、例えば高学歴で、大企業に勤めていたとしたら、今のようなリスクの取り方はできなかったと思います。
何もないからこそ、何でもできるという感覚はありますね。
編集部: その築古戸建てを最初に買ったとき、事前にしっかり勉強はされたのでしょうか? それとも勢いで?
荒井さん: 勉強は一切していませんでした。
先ほどのメンターの方が「この物件はいいよ」と勧めてくれた物件で、それを信頼して買いました。当時の自分にとって必要だったのは「実際に買ってみること」のほうだったと思いますから。
買わなければわからないことが多すぎますので。
編集部: その方の存在は相当大きかったわけですね。
荒井さん自身も実務主義なタイプですし。
荒井さん: そうですね。
ただ、不動産会社にはいたので、周囲の物件と比較して「これは相対的に安い/高い」といった感覚だけは持てていました。
細かい失敗はいろいろしましたが、それでも1棟目を早く踏み出したのは本当によかったかな。

理想的とも言える初めて買った築古戸建て

荒井さんが最初に手がけたのは、神奈川県秦野市の築45年の戸建てでした。
立地・価格・利回りのバランスが良く、「1棟目としては理想的」と言えるこの物件について、詳しく伺いました。

編集部: 初めて買った築古戸建ての詳細を教えてください。
荒井さん: はい。購入価格は250万円、神奈川県秦野市渋沢にある物件で、渋沢駅からは徒歩25分ほどの立地でした。築45年で、再建築(建て替え)も可能な物件です。
物件が出たその日のうちに内見に行き、住める程度の家だと判断できたので、すぐに買い付けました。
荒井さん: 諸経費は仲介手数料などを含めて、総投資額は約330万円。当時は資金もほとんどなかったので、友人と一緒にDIYをがんばりました。
家賃は7万2000円で、購入から2カ月ほどで入居が決まりました。
年間家賃は約86万4000円になりますので、実質利回りは20%台後半といったところですね。
編集部: なるほど、今もそちらの物件はお持ちなんですか?
荒井さん: もう売却していますね。家賃をある程度回収したうえで、売却益を確定させて売却しました。
元はしっかり取れたという感じです。
編集部: 最初の物件としては、かなり理想的ですね……!
荒井さん: そうですね、かなりビギナーズラック中のビギナーズラックでしたね。

現在の投資スタイル「全・難しい案件」

荒井さんは、誰も見向きもしないような「難あり物件」をあえて狙っています。
お金をかけすぎずに再生し、「初期費用ゼロ」の仕組みで入居を決めていく独自のスタイルについて伺いました。

他人が買わない物件を狙う理由・最低限リフォームと「初期費用ゼロ」戦略

編集部: 今、荒井さんが行っている不動産投資の方針、どんな物件に投資しているかの概要を教えてください。
荒井さん: 僕はとにかくほかの方が買わないような物件、いわゆる「難しい案件」に取り組んでいると思います。
理由はシンプルで、「皆さんが買わない=取得価格が安くなる」、「取得価格が安くなる=高い利回りが出せる」からです。
編集部: 具体的には、どんな物件になるのでしょうか。
再建築不可とか、告知事項ありとか……。
荒井さん: 実際に他社さんから購入した例でいうと、ハクビシンが住みついていた物件や、火災被害があった物件などがあります。
そういう意味では、「全・難しい案件」というか、訳あり案件は一通り買ってきたかなと思います。
編集部: 最近は空き家投資や築古戸建て投資をする人も増えてきていますが、そうした投資家さんと差別化しているポイントはどこですか。
荒井さん: 一番のポイントは「賃貸の客付けに自信がある」ということです。
その前提があるので、「しっかりお金をかけてリフォームする」のではなく、「極力直さずに利回りを最大化する」という方針を取れます。
多くの方が何百万円もかけてリフォームするところ——例えば砂壁にボードとクロスを貼るようなケースでも、僕は掃除で終わらせたり、砂壁に直接塗装して白く仕上げるだけにしたり、とにかくコストを抑えます。
編集部: となると、見ようによっては「かなりボロボロな状態」で貸し出すこともあるわけですよね?
入居付けは問題ないのでしょうか。
荒井さん: そうですね。今は世の中的に不景気ですし、そういった物件は取得費用自体がかかっていないので、家賃を下げても採算が合うんです。
「自分でリフォームしながら住みたい」という方や、「家賃さえ安ければ多少汚くても気にしない」という方も一定数いらっしゃいます。
加えて、前職で学んだノウハウとして、賃貸の審査が通りにくい方は一般的な物件を借りにくく、さらに初期費用の捻出が難しいケースが多いんですね。
編集部: 確かに、一般的な戸建て賃貸だと、敷金2ヶ月+礼金、家賃5万円としても初期費用で35〜40万円くらいにはなりますしね。
荒井さん: そうなんです。
そこで、僕は初期費用をいただきません。
入居のハードルを下げる代わりに、家賃保証会社(滞納があったときに立て替えてくれる保証会社)の審査は必ず通し、その審査さえ通過した方には、基本的にはお貸しするスタイルをとっています。
編集部: なるほど。多くの投資家さんとは少し違う手法かもしれません。
荒井さん: 多くの方は、しっかりお金をかけてリフォームした物件については、「綺麗に使ってほしい」と思われるはずです。
僕の手法であれば「多少汚されても、もともとの状態と大きく変わらない」になる。
これは皆さんが選択しない戦略なのかなと思います。

自己資金「50万円」からのチャンス

編集部: 荒井さんの投資は、自己資金が少なめでも始められる手法と言えそうですね。
このやり方の場合、自己資金はどれくらいあればスタートできますか。
荒井さん: エリアにもよりますが、アルバリンクさんで扱われているような「10円物件」といった超低価格帯も活用する前提であれば、最低でも50万円ほど見ればいいかなと思います。
もちろん、電気・ガス・水道といったライフラインは最低限整っていることが前提ですが、修繕費用や取得税などを含めても、そのくらいで収まるケースはあります。
編集部: 最低限の目利きがあれば、そのくらいの金額からでも始められる可能性がある、ということですね。
荒井さん: はい。
ちょっと変わった例として、井戸が完全に枯れて水が出ない状態の物件を倉庫として貸し出したことはありますけどね。
そういった需要もなくはないです。
編集部: なるほど。もし50万円で始められる物件でうまくいけば、1年程度で回収できてしまうケースもありそうですね。
荒井さん: そうですね。50万円で買えるような物件であれば、とんでもない利回りになる可能性もあります。
ただ、それも決して夢物語ではなく、現実的にあり得る話です。
また、会社員の方であれば、物件によってはローンを活用してもいいと思います。築古物件に特化して融資してくれる金融機関もありますので、条件が合えば積極的に使っていくのが良いと思います。

物件の掘り出し方とアルバリンクとの付き合い方

どんな物件を狙うか、という投資スタイルと同じくらい、「どうやってその物件に出会うか」も重要です。荒井さんはどのように物件を仕入れているのでしょうか。また、アルバリンクをどう活用されていらっしゃるかについてもお聞きしてみました。

編集部: 荒井さんはどんなふうに物件を探していらっしゃいますか?
荒井さん: 所有物件の半分以上は御社経由ですが、それ以外は自分自身がポータルサイトなどで買ったり、ネットに載る前に個別でご紹介していただいたりします。
地場の業者を回って仕入れることもありますね。
編集部: なるほど。特に弊社をよく使っていただいている理由はありますか?
荒井さん: 御社とはこれまでに何十件も取引させていただき、その中で「事前に案件をご紹介いただく」「急ぎで売りたいときに価格を調整していただく」といったご配慮をいただくこともあります。逆に、難しい物件についてご相談を受けることもあり、「持ちつ持たれつ」の関係ができているのが大きいですね。
編集部: それはありがとうございます!
弊社担当とのつながりが強くなっているからこそ、ですね。
荒井さん: そうですね。それに、エリアごとに支店も多いので、自分が欲しいタイプの物件が出やすいというメリットもあります。
編集部: 嬉しいお言葉、ありがたいです。
この話を聞いて、「自分でもやれそうだ」と感じる読者の方も多いと思います。
一方で、「自己資金がなくて買い進められない」という悩みもよく届きます。この投資法なら、そうした方でも一歩を踏み出しやすいのかなと感じたのですが……。
荒井さん: そうですね。ただ、安く買える物件というのは、多くの場合「エリア要因」か「物件自体の瑕疵」が理由になっているので、当然リスクも伴います。
そのぶんリターンも大きいので、公算は十分あると思いますが、そこはしっかり理解しておく必要がありますね。
編集部: リスクの部分をきちんと学んで把握しておくことが大切、ということですね。その準備さえあれば、きちんとリターンが狙える投資法である、と。
荒井さん: はい。僕は「事前に想定できるものは、もはやリスクではない」と考えています。築古戸建て投資で起こりうることのほとんどは、事前に想定することができます。
なので、その想定の方法さえ分かっていれば、大きな失敗は避けられるのかなと思います。

初心者時代の失敗①:「安くさえ買えれば絶対に負けない」という過信

築古戸建て投資は、うまくいけば少ない自己資金でも大きなリターンが狙えます。
しかしその一方で、「安く買えたから大丈夫」と思い込むと、見落としたコストが一気に牙をむくことも。荒井さんにもそのような失敗がありました。

編集部: 荒井さんも、投資経験が浅いうちはそこまで知識がない状態だったと思いますが、初心者時代の失敗談などがあれば教えていただけますか。読者の方にとっても参考になると思います。
荒井さん: そうですね。僕は「誰よりも失敗して、ここに辿りついた」という自覚があります。
さきほどもお話ししたように、50万円ほどの予算でも投資を始めることはできると思うのですが、その際の注意点になるようなお話ができるかと。
編集部: ぜひ教えてください!
荒井さん: ではまずひとつめ。長野県上田市の物件です。
「安くさえ買えれば絶対に負けない」と過信していた僕は、土地が約700平方メートル、建物が3棟付いている物件を「10円」で買わせていただいたんですね。
ところが、いざ決済というとき「登記費用がめちゃめちゃ高いな」というのに気づきまして。固定資産税評価額が1000万円ほど出ていたんです。
編集部: ということは、「10円の物件なのに、1000万円分の税金がかかる」という構図になってしまったわけですね。
荒井さん: そうなんです。
固定資産税も年間で10万円ほどかかります。リフォームはほとんどせず、ある程度現況のまま、家賃3万5000円くらいで貸そうと考えていたのですが、そこに固定資産税10万円が乗ってくる。「これは釣り合わないな」と判断して、早い段階で売却しました。
結果としてはトントンくらいで手放した形ですね。
編集部: なるほど……。表面利回りだけでなく、費用まで含めて「どのくらい手元に残るのか」を事前に把握しておかないといけなかった、ということですね。
荒井さん: そうですね。当たり前のことではあるんですが、登記費用や固定資産税、取得税まで踏まえて「実質利回り」で考えることが大事だと思います。
家賃帯が低くなればなるほど、そういった年間のランニングコストの影響を受けやすくなりますから。特に注意が必要ですね。
編集部: 荒井さんは、そういったことを実地で学ばれてきたと。リスクを避けつつ買い進めていくうえで、非常に重要なポイントですね。
荒井さん: はい。一般的に、物件資料には固定資産税が記載されているケースも多いので、そこをしっかりチェックしたうえで想定家賃を算出していけば、この失敗は防げたはずです。
まさに「初心者時代の失敗」だったなと思います。

初心者時代の失敗②:痛い経験から学んだ重要チェックポイント

築古戸建て投資では、建物そのものよりも「電気・水道などのライフライン」のほうが重いコストになることがあります。荒井さんが実際に経験した、ライフラインを見落としたことで大きな損失につながった事例を伺いました。

荒井さん: 二つ目の失敗は、茨城県稲敷市の物件です。
8世帯が入る建物で、価格は350万円。屋根も崩れているような物件でしたが、「直せばいつものように運用できるな」と思って買いました。
編集部: おお……まさに荒井さんが目をつけそうな物件ですね。
荒井さん: そうなんです。ところが、ライフラインが完全にダメになっていたんです。
まず電気が供給されておらず、電柱を新しく建てる必要がありました。電気をつなぐだけで200万円かかる、ということがあとからわかったんです。
編集部: となると、ほかのライフラインも心配になりますが……。
荒井さん: ええ、水道も壊れていました。これも買ってからわかったことです。
8世帯分の水を供給できるようにするのに、250万円。購入費用は350万円だったのに、電気と水道の整備だけで合計550万円ほどかかる計算になってしまいました。
結局は損切りで、50万円で手放した、という失敗です。
編集部: ああ、そうなんですね。
厳しいところです。ライフラインは手が抜けないですしね。
荒井さん: その物件は明らかに古くて、電柱の状況なども、よく見れば事前に確認できたはずだと思います。ただ、当時の自分は、そこまで想像が及んでいなかった。
でも、この経験があったからこそ、今は空き家の築年数を見たり、「過去にどんなことがあった物件なのか」をヒアリングするようになりました。
「こういう履歴があるなら、修繕費はこれくらい見ておこう」と逆算ができるようになったんです。
編集部: まさに、痛い経験から学んだチェックポイントなんですね。
荒井さん: そうですね。買った当時はかなり痛かったですが、今振り返れば、いい経験だったなと思っています。

これから築古戸建て投資にチャレンジする方々へ

独特な投資手法で、大きな資金がなくとも投資を成功させていった荒井さん。これから築古戸建て投資を行う皆さんに向けて、アドバイスとなる言葉をいただきました。

まず1棟買ってみることの大切さ

編集部: これから築古戸建て投資で結果を出したいという方に、一番伝えたいことは何でしょうか。
荒井さん: これから投資を始めたい方、とくにご家族がいらっしゃる方などは、「大きく成功したい」気持ちより、「失敗したくない」という思いのほうが強くなると思います。
その気持ちはよく分かりますが、それでもまずは勇気を持って最初の一歩を踏み出してほしいですね。
勉強が大事なのは間違いないですが、1戸でも実際に買ってみないと何も始まりません。
編集部: そうですね。
失敗も含めて、経験が教えてくれる部分はかなり大きいですよね。
荒井さん: そうなんです。どうしても「買ってからでないと気づけないこと」のほうが多いんですよ。
最初の1棟目でいきなり100点を取る必要はなくて、完璧を目指すよりも、80点とか60点くらいでもいいからまず1棟目に手を出してほしい。
そこで得た気づきをすぐ次に活かしていけば、5年後・10年後には自分の目標に近づいていけると思います。
編集部: 投資家さんの中には、「安い物件を買うのが怖い」という方も多いです。そういった恐怖を乗り越えるには、やはり勉強していくしかないのでしょうか。
荒井さん: そうですね。信頼できる方の成功体験を聞くか、自分で小さな成功を積み上げるしかないと思います。
僕がこうやって発信し続けているのも、そういった方の後押しになればという思いからです。
編集部: 荒井さんご自身、「安い物件」でしっかり結果を出していらっしゃいますもんね。
荒井さん: そうですね。成功事例を知ることで、一歩目はすごく踏み出しやすくなると思います。
僕は不動産投資コミュニティも運営していますが、皆さんやはり1棟目を買うのが一番怖い。「本当に成功できるのか」といった不安になかなか勝てないんです。
編集部: やっぱり最初の一歩目が一番厳しいですね。
だからこそ、すでに成功している人のやり方を見て、真似をしていくのが近道になる、と。
荒井さん: はい。成功している人を見つけて、その人のやり方を素直に真似する。
これが結果を出す上では、いちばんの近道だと思います。

「自分に合った物件」から始めてほしい

荒井さん: それから、「物件の選び方」というところも意識してほしいポイントがあります。
編集部: はい。その正解がわからなくて足踏みしてしまう初心者さんも多いと思います。
荒井さん: どの物件が「正解」かは、その人の家族構成や年齢、戸建て投資にかけられる時間、今後の目標などによって変わります。
安い物件でも、高利回りの物件でも、逆に利回りが低めの物件でも、それぞれに良いところ・悪いところがありますからね。
向き不向きもそれぞれです。
編集部: 例えば、10円物件のような超低価格帯の物件だと、どうでしょうか?
荒井さん: 超低価格帯の物件は、手に入れやすいというメリットがあるものの、それなりのリスクやトラブルがあり、どうしてもそのぶんの労力もかかるというデメリットがあります。
時間に余裕があって、自分の手と時間をしっかりかけられる人向けの選択肢と言えますね。
編集部: 確かに。
その部分でできるひとは限られると思います。
荒井さん: 本業が忙しくてなかなか時間をかけられない方や、ご家族がいらっしゃって「失敗したくない」という気持ちが強い方であれば、多少価格が高くても、利回りが少し下がってもいいので、安定感のある物件を選んだほうがいいと思います。
そのあたりは、ぜひ意識してほしいポイントですね。
編集部: やはり、自分の状況に合った物件を選んでいくことが大切だと。
荒井さん: はい。「とにかく最初の1棟を」とは言いましたが、安いものを闇雲に買えという話ではありません。少し価格帯の高い、安定した物件を狙うのも全然アリです。
どちらが良い悪いではなく、「自分に合った物件タイプを選べているかどうか」
そのうえで、最初の1棟に踏み出してもらえたらと思います。

不動産投資コミュニティ「ボロリッチ」について

荒井さんは不動産投資コミュニティ「ボロリッチ」を運営されています。
どのような活動を行っているのかについて、ご説明いただきました。

編集部: 運営されているコミュニティについてお教えください。
荒井さん: 僕は「ボロリッチ」という、築古物件再生に特化した不動産投資コミュニティを運営しています。
今お話したように最初の一歩を踏み出せない方や、「どんな物件を買えばいいのか」「どうリフォームして、どう客付けして、最終的にどう売却すればいいのか」がわからない方に、マンツーマンサポートさせていただきます。
それから、購入後の賃貸客付け・賃貸管理もお任せいただけます。
編集部: 築古の場合、管理会社を探すのはなかなか大変ですよね。
荒井さん: そうなんです。古くて欠陥も多いので、「管理したくない」と断られてしまうケースが非常に多いんですよ。
その点、弊社では現在300世帯以上を管理していて、築古物件に特化しているからこそ、さまざまなトラブルも想定したうえで対応できます。安心してご相談いただければと思います。
編集部: 築古戸建て投資は、初心者が特に注意しなければならない点も多そうです。
荒井さん: そうですね。リフォーム・客付け・管理と、収益化までのハードルが一つではなく、どこか一つでも躓くと「全体として回らない」ことも多いです。それらを全部自分でやろうとすると、ひとつひとつ勉強して、業者も探して……と、かなり負荷が高くなります。
ボロリッチでは、その一連の流れをまとめてお教えしたり、一部を弊社側で代行したりすることもできますので、「一歩目を踏み出す」ハードルを下げるお手伝いができればと思っています。
編集部: それは初心者にとってとても心強いと思います。
お話いただきましてありがとうございました!

まとめ

荒井さんの築古戸建て投資は、「難あり物件」に特化しながらも、少ない自己資金で再現しやすい点が大きな特徴です。

【要点まとめ】

  • 芸人から賃貸仲介営業を経て、不動産投資家へ転身
  • いまは累計130世帯を購入し、うち38世帯を保有(手残り家賃は月80万円前後)
  • 「ほかの人が買わない物件」を狙い、最低限リフォーム+初期費用ゼロで入居を決める独自スタイル
  • 自己資金50万円程度からでも、エリアと目利き次第でスタート可能
  • 初心者時代には「登記費用・固定資産税を見落とした10円物件」「ライフラインを想定しなかった8世帯物件」で痛い失敗
  • そこから「税金・ライフライン・空き家期間・過去の履歴」を事前にチェックする重要性を学ぶ
  • 投資戦略そのものより、「自分の家族構成・時間・目標に合った物件タイプ」を選ぶことが何より大事
  • 完璧な1棟目を求めるより、80点・60点でもいいから早く1棟目を買い、小さな成功と学びを積み上げる

荒井さんの話を通じて見えてくるのは、「リターンの大きさ」よりも「どれだけ失敗を想定しながら、一歩目を踏み出せるか」が結果を分ける、ということでした。

正しい知識とチェックポイントを押さえつつ、自分に合った物件からチャレンジしてみるのが、築古戸建て投資で前に進むための一番の近道なのかもしれません。

本文でご紹介した「ボロリッチ」では、これまでの荒井さんの膨大な経験値を元に、以下のノウハウを受け取れます。

  • 物件選び〜利回り計算〜リフォームを学べる講座
  • 収支計算・契約の不安をマンツーマンサポート
  • 弁護士、税理士による 契約書チェック・トラブル対応

無料オンラインセミナーを開催しているので、一度お話を聞いてみてはいかがでしょうか。

>> 「ボロリッチ」の詳細を見る

また、弊社アルバリンクでは、高利回りが期待できる空き家(築古戸建て)の「未公開物件」を含む最新情報を、LINE登録者限定で配信しています。

荒井さんもチェックしている物件情報ですので、購入チャンスを増やしたいとお考えなら、以下のボタンよりぜひご登録ください。

2大特典もLINE内で配布中
高利回り"未公開情報"を受け取る

LINE登録の3つのメリット

空き家や築古アパートなどの収益物件を探すならアルバリンクへ

「高利回り」の収益物件をLINE登録者限定で公開中!

高利回り物件の"未公開情報"をGETするならこちら!
高利回り物件の"未公開情報"はこちら!

LINE登録のメリットと
使い方を確認する

この記事の監修者

株式会社AlbaLink代表取締役の河田憲二です。弊社は空き家やボロ戸建ての買取再販を行う不動産業者です。同社は東京証券取引所のグロース市場に上場しています。当サイトを通じて、空き家投資でFIREしたい方をサポートしていきます。【投資経験】築古戸建て、シェアハウス、アパート、民泊、古ビルなど(当時のキャッシュフローは月100万)【保有資格】宅地建物取引士

【LINE登録者限定】高利回りの未公開物件を配信しています!

空き家投資とFIRE
不動産投資の森
2大特典 もLINE内で配布中
2大特典 もLINE内で配布中

高利回り"未公開物件" を受け取る

高利回り
"未公開物件"
受け取る