アンケート調査

【築40年以上の物件に住むのはあり?なし?】男女500人アンケート調査

築40年以上の物件への不安ランキング

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築40年以上の物件と聞くと、「価格やレトロ感は魅力的だけれど、不安も多い」と感じる人もいるでしょう。

今回は男女500人に、「築40年以上の物件に感じる不安」や「住んでもいいと思える築40年以上物件の条件」についてアンケート調査を実施しました。

実際に古い物件に住んでいた人からも、リアルな体験談が寄せられました。

【調査概要】

  • 調査対象:全国の男女
  • 調査期間:2026年4月2日
  • 調査機関:自社調査
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 有効回答数:500人(女性349人/男性151人)
  • 回答者の年代:20代 13.2%/30代 34.4%/40代 27.4%/50代 17.4%/60代以上 7.6%

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築40年以上の物件に住むのは「あり」が66.0%

築40年以上の物件に住むのがありの人

全国の男女500人に「築40年以上の物件に住むのはありか?」を聞いたところ、「あり(10.8%)」「条件次第であり(55.2%)」と答えた人が、合わせて66.0%にのぼりました。

古い家は敬遠されると考えがちですが、実際には「古い家でもいい」と考える人は多いとわかります。

ただ「積極的に」という人は10.8%で、「条件次第で(55.2%)」という人に比べるとかなり少なくなっています。

条件によって、魅力的な古い家と魅力的ではない古い家があるのですね。

築40年以上の物件への不安1位は「耐震性能の低さ」

築40年以上の物件への不安ランキング

築40年以上の物件に感じる不安の圧倒的1位は「耐震性能の低さ(46.0%)」で、回答者全体の4割以上を占めました。

2位「建物自体の老朽化(29.8%)」、3位「配管の老朽化(21.2%)」、4位「断熱性能の低さ(20.6%)」が20%以上で続きます。

全体的には、住宅性能の低さと老朽化に関する不安が大きくなっています。

住宅の性能はどんどん進化しているため、古いほど「耐震性」や「断熱性」に不安を感じる人が多いのは当然です。

また建物そのもの老朽化に加え、配管や水回りなどの老朽化・劣化を心配する声も多く寄せられました。

快適性や安全性が、築40年以上物件を検討する際の不安になりやすいことが読み取れます。

1位 耐震性能の低さ

  • 耐震基準が昔の基準のままであることにより、地震時の安全性が気になる(20代 男性)
  • 地震が多いので「地震に対して、築40年はあまりにも古いのかな」というイメージです(30代 女性)
  • 耐震性能の悪さがどうしても気になる。リノベーションして見た目が良くなったとしても、耐震性が気になってしょうがない(40代 男性)

1位は「耐震性能の低さ」です。

築40年以上の物件だと、現行の耐震基準を満たしていない可能性があります。

日本は地震の多い国であるため、住まいが地震に弱いことは、大きな不安材料となります。

「素人には判断しにくいから不安」という声も。

耐震性能は、見えない部分が大きく関わるため、「本当に安全なのかわからない」という点も不安を強めているとわかります。

2位 建物自体の老朽化

  • 長く住んでいきたいので、あちこちの老朽化が激しいと困る(20代 女性)
  • 床や柱が傷んできていると、不安や抵抗を感じます(30代 女性)
  • 築年数が経てばどうしても建物にガタの来るところも多く、何かと修理をしながらの生活となるため、新築と比べて不便な点が増えてしまうこと(50代 男性)

2位は「建物自体の老朽化」でした。

築40年以上の物件では、建物全体の経年劣化に対する不安も大きくなります。

劣化がひどいと「長く住みたいのに、住めないかもしれない」という不安につながるからです。

老朽化は、災害時の弱さに対する不安も引き起こしますし、老朽化に対応しようと思うとコストや手間もかかります。

老朽化している家では、安心して住み続けるという前提が揺らぎやすくなるデメリットがあります。

3位 配管の老朽化

  • 配管が古くなっていることで、漏水が発生する可能性がある点(40代 女性)
  • 配管の経年劣化が最も心配。友人の家が築30年くらいの最上階でしたが、汚水の配管から常に臭っており、すごく困っていました(50代 女性)
  • 耐震基準を満たしている建物であれば耐震面の不安は少ないですが、ガス管や給排水管の劣化が心配です(60代以上 男性)

「配管の老朽化」が3位でした。

配管とは、給水管・排水管・ガス管などを指します。

築年数の古い物件では、目につきやすい内外装だけでなく、内部にある配管も劣化しています。

配管の劣化によって、水漏れや不快な臭いなどが発生することもあるため、不安なポイントとして挙げた人も多くなりました。

実際に問題が起きてしまった場合、大がかりな工事が必要になることもあり、コストや手間がかかります。

4位 断熱性能の低さ

  • 最近外気温の変化が激しいので、新しくて断熱性能のいい家に住みたい(30代 女性)
  • 現在築50年の家に住んでいます。床は折れてへこみ、冬は寒くてたまらず最悪です(40代 女性)
  • 断熱性が低くて光熱費が余分にかかるようだと、家賃が安くても相殺されてしまうので抵抗を感じる(50代 男性)

「断熱性能の低さ」が4位に入りました。

築年数の古い物件では、断熱材や窓の性能が新しい家に比べて劣ることも少なくありません。

そのため断熱性能の低さによる「夏の暑さ」と「冬の寒さ」を心配している人も多くなりました。

隙間などが多いと冷暖房効率が下がるため、エアコンにかかる電気代などの光熱費がかさんでしまいます。

快適性の問題であると同時に、コスト面の問題でもあることがわかります。

5位 水回り設備の老朽化

  • 風呂やトイレが旧式で、使いづらいこと(30代 男性)
  • 水回りが悪くなっているものは住みたくない。配管から臭いがあがってきたり、すぐにトイレが詰まってしまう(40代 女性)
  • 経年劣化による水回りの深刻な老朽化(50代 男性)

5位は「水回り設備の老朽化」でした。

「キッチン」「トイレ」「お風呂」「洗面所」などの水回りは使用頻度が高く、汚れや不便さによってストレスを感じやすい場所です。

古い水回り設備は機能性が劣って使い勝手が悪いだけでなく、臭いや詰まりといった問題にもつながりやすくなります。

実際に「古い家に住んでいる知人の家」などで水回りの不快さや不安を感じ、不安を強めた人もいました。

6位 虫の発生

  • 隙間とかがあり、虫が出そう(30代 女性)
  • 害虫が住み着いてそう(40代 女性)
  • 配管からの害虫発生。以前築古の賃貸アパートに住んでいて、洗面所の配管からチョウバエが発生したことがありました(50代 女性)

「虫の発生」が6位でした。

古い物件では建物が劣化したり建付けが悪くなったりして、隙間ができてしまうことがあります。

そのため隙間から虫が侵入したり、家の内部で繁殖したりするのではないかという不安も挙げられました。

実際、過去に古い家で虫の発生を体験した人も。

防虫剤や殺虫剤でもすべて防げるとは限らず、虫嫌いの人にとっては心理的な抵抗感の大きな不安です。

7位 トータルコストの増加

  • 購入後すぐにいろんな部分がダメになり、修理費用がかかりそう(20代 女性)
  • 耐震基準や水回りなどの修繕がしてあっても、思わぬところで維持費が発生するかもしれないという不安があります(40代 女性)
  • 購入後の修繕費用。見えない部分(シロアリ被害、配管の劣化、給湯器の寿命など)の老朽による費用が購入後に発生した場合、結果として予算オーバーになることが多そう(50代 女性)

「トータルコストの増加」が7位に入りました。

一般的に、築40年以上の物件だと、新築・築浅物件に比べて購入価格や家賃は安くなります。

しかし、将来的なコストを考えた場合には、不安を感じる人も多くなりました。

見えない部分の劣化や設備の故障により、購入後に予想外の修繕費が発生する可能性もあるためです。

賃貸物件であっても、断熱性能の悪さによって光熱費が高くなれば、家賃が浮いた分と相殺されてしまう可能性も。

「結果的に割高になるのでは」という懸念につながります。

8位 防音性能の低さ

  • 壁が薄そうで、騒音トラブルが心配(20代 女性)
  • 老朽化で音が響きやすそうだと思ってしまう(20代 女性)
  • 古いアパートなどの場合には、防音性能の低さ。以前住んだことがある築40年以上の木造アパートでは、隣の生活音などが非常に気になりました(40代 男性)

8位は「防音性能の低さ」でした。

住まいには、石膏ボードや遮音シートといった防音材が使われています。

ただ古い物件の場合には、防音材の性能が低かったり、壁自体も薄かったりして、防音性が低いことも。

実際に古い家に住んだとき、防音性能の低さを感じた人もいました。

集合住宅などでは音を原因とするトラブルも多いため、心配する人がいるのも当然です。

築40年以上でも選ばれる物件の条件は「リノベーションされている」

築40年以上でも住んでいいと思える物件の条件ランキング

「築40年以上でも住んでいいと思える物件の条件」を聞いたところ、ダントツは「リノベーションされている(52.6%)」で、半数以上の人から票を集めました。

2位「リフォームされている(23.4%)」、3位「耐震性能が高い(18.4%)」、4位「管理状態が良好(16.2%)」が続きます。

リノベーションやリフォームを挙げた人が多くなっています。

つまり「手入れや改善がされているか」「古い物件でも、今の時代に合った快適さや機能性があるか」が重視されているとわかりました。

また、耐震性や管理状態など、見えにくい部分での安心を求める声も挙がっています。

1位 リノベーションされている

  • リノベーション済みであれば住みたいと思う。現在の社会やライフスタイルに合わせた間取りになっているとなお良い(30代 女性)
  • リノベーション済みなら検討します。あまり修繕費がかからない物件なら(40代 女性)
  • 内外装ともにリノベーションが行われている(50代 男性)

1位は「リノベーションされている」です。

リノベーションとは、配管工事なども含めて、家の間取りや内装を大きく変更する、大規模な改修のことを指します。

古くなった間取りや設備を現代仕様にアップデート・アップグレードするような工事なので、住まいの快適性の向上が期待できます。

また古くなった住宅設備や配管まで取り換えられていると、設備や配管の不具合への不安も減少。

リノベーション済みの物件だと、入居後・購入後に自分で手を入れる必要も少なくなるので、手間やコストの面でもメリットがあります。

2位 リフォームされている

  • 築41年のテラスハウスに住んでいます。今の物件に決めたのは、設備(水回り、エアコン)が新品であったことなどが理由です(20代 女性)
  • 水回りや外壁などを中心にリニューアルされていると、懸念が少し解消されると思います(30代 男性)
  • 最低限、水回りや屋根・室内がリフォームされていること(50代 男性)

「リフォームされている」が2位でした。

リフォームとは老朽化した設備を交換したり、傷んでいる壁や床を新しくしたりすることです。

リノベーションと比べると小規模な改修となり、間取り変更などは基本的に行いません。

アンケートでは「フルリノベーションとまではいかなくても、水回りは新品に交換しておいてほしい」という声も多くなりました。

水回りなど普段よく使う場所がリフォームされていると、不便を感じにくくなります。

3位 耐震性能が高い

  • 耐震補強や耐震診断が実施されており、安全性が確認されている物件であれば安心して住める(20代 男性)
  • 台風や地震などの災害に耐えうるだけの保障がされている家だったら、住んでもいいと思います。骨組みや床下など隅々まで、きちんと専門家によるチェックがなされているような、安心感があれば(40代 女性)
  • 耐震補強の実施や、新耐震基準に準ずると証明されればいいと思います(60代以上 男性)

3位は「耐震性能が高い」でした。

築40年以上の物件における最大の不安は「耐震性能の低さ」となっていました。

耐震性能は、地震時に命や財産を守ることに直結する要素だからですね。

耐震性能を高める、あるいは耐震性能を証明することで、上記の不安を軽減できます。

「安全性を確認したい」という声が多く、耐震診断のようなかたちで証明されることやお墨付きをもらうことが重視されている傾向も読み取れました。

4位 管理状態が良好

  • 管理が行き届いていて、設備がきれいに保たれている(40代 女性)
  • 中身までしっかり手が入っていて、古さより安心感が勝っている状態なら前向きに考えられます。管理が丁寧で、建物の癖や弱点がきちんと把握されている物件なら、住むイメージをもてます(50代 女性)
  • 管理状態が良好で居住に問題なければいいです。過去に、入居時に築30年だった賃貸に15年以上居住しましたが、快適でした(60代以上 女性)

「管理状態が良好」が4位に入りました。

具体的には、「日常的な清掃や点検」「定期的な修繕」などが求められています。

しっかり管理されている物件は、老朽化などの問題が起きたとしても放置されにくくなるからです。

早期に対応することで、トラブルが大きくなることを防げます。

また「修繕履歴を見たい」という声もありました。

過去の修繕履歴が明確であれば安心できますし、将来修繕にかかるコストなどの予測にも役立つと考えられます。

5位 見た目に古さを感じない

  • 骨組み以外、最近の物件と遜色がない状態(20代 女性)
  • 老朽化していなくて、築年数を感じられないような建物だったら住んでもいいと思えます(20代 女性)
  • わりかし清潔な内装だったら大丈夫です。壁にへこみなどもなく建物自体の歴史を感じないようであれば、気になりません(40代 男性)

「見た目に古さを感じない」が5位でした。

外観や内装がきれいに保たれ、築年数を意識させない印象になっていることを重視する人もいます。

見た目がきれいに整えられていることで、「住んで大丈夫」という安心感にもつながりやすいと考えられます。

機能面の不安が完全に解消するわけではないものの、古い物件への心理的ハードルを下げる重要な要素と言えます。

まとめ

築40年以上の物件に対しては多くの人が、耐震性や老朽化などの不安を感じていました。

しかしリノベーションや耐震補強などで不安が解消されていれば、前向きに検討される可能性があることもわかりました。

耐震性や配管の更新など、見えない部分まで判断したいと考えていた人が多かったのも特徴です。

築年数だけで一律に判断するのではなく、「どれだけ手入れされ、更新され、安心して暮らせる状態になっているのか」を見極めようとする人も多いのですね。

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この記事の監修者

株式会社AlbaLink代表取締役の河田憲二です。弊社は空き家やボロ戸建ての買取再販を行う不動産業者です。同社は東京証券取引所のグロース市場に上場しています。当サイトを通じて、空き家投資でFIREしたい方をサポートしていきます。【投資経験】築古戸建て、シェアハウス、アパート、民泊、古ビルなど(当時のキャッシュフローは月100万)【保有資格】宅地建物取引士

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