袋小路にある家の売却方法4選！売れないといわれる理由や相場も解説

「袋小路にある家を売却できるかどうか不安」
「家が売れなくて困っている」

こんなことで、悩んでいませんか？

袋小路にある家は、売却できずに困っている人も多いでしょう。なぜなら、家を建て替えられないケースもあるからです。車の出入りが難しく、私道の所有者とトラブルになる場合もあります。

しかし、適正化価格で売却する方法もあります。今回は、袋小路にある家を売るのが難しい理由や売却のコツを紹介します。

袋小路の売却に強い不動産情報もわかるので、ぜひ見てくださいね。

袋小路にある家の売却が難しい理由5選

袋小路にある家は、人気がないのが特徴です。ここでは、袋小路にある家の売却が難しい理由を紹介します。

家を建て替えられない可能性がある

袋小路にある家は、建築基準法により家を建て替えられないケースがあります。1度取り壊した家に新しく建物を建築できない物件を、再建築不可物件と言います。

袋小路の土地が再建築できないのは、接道義務を満たしていないからです。接道義務は、建築基準法で次のように決まっています。

そのため再建築負荷物件は、下記の理由で人気がありません。

・老朽化しても建て替えができない
古くなった家を壊しても、建築基準法により建て替えができません。

・災害が起こった時
災害が起こった時に、建て替えができないと土地を活用することができなくなります。

・住宅ローンの取り扱いがない銀行もある
袋小路の家は、住宅ローンを使えない銀行があります。そのため、家の代金を一括で払うことが必要です。

私道の所有者とトラブルになる可能性がある

袋小路にある家は、私道の所有者とトラブルになるケースがあります。なぜなら、私道を通らないと出入りできないことが多いからです。

具体的に次のような、トラブルが考えられます。

・通行を拒否
私道の所有者に通行を拒否された場合、外出が難しくなります。

・管理
私道の管理を、複数人で行っているケースがあります。費用分担について、話し合っておかないとトラブルになる場合もあるでしょう。

・所有者が亡くなった場合
私道の所有者が亡くなった場合、相続人が管理します。しかし遠くに住んでいたり、維持管理に詳しくない場合トラブルが起こることもあります。

車の出入りが難しい

袋小路にある家は、道が狭いのが特徴です。そのため、車の出入りが難しいのがデメリットでしょう。

たとえば入り口付近の道幅が狭い場合、駐車場に入れるのも気を使います。毎日の通勤で車を使用する場合は、ストレスになるでしょう。

宅配便などの大型トラックが道路に駐車している場合は、すぐに出れないこともあるでしょう。

そのため、不動産物件の購入希望者からは人気がありません。一般的な道路に面した土地よりも、売却が難しくなるのが特徴です。

近所付き合いが負担になる

近所付き合いが負担に感じるケースがあるのも、袋小路にある家に住んでいる人の悩みです。なぜなら、近所に住んでいる人同士が顔を合わせる機会が頻繁にあるからです。

住人同士が仲が良ければ、ストレスが溜まることはありません。しかし近所の人とは、一定の距離感が合ったほうが良いと思う人もいるでしょう。

噂話が苦手な人には、負担になることがあります。お互いが心地よく、いざというときに助け合える関係が理想でしょう。

また、袋小路の土地は車が入ってこないのが特徴です。袋小路の土地は、子どもたちは安心してボール遊びができます。子供の声が苦手だったり、静かに過ごしたい人にとっては落ち着かないでしょう。

災害時に逃げ遅れる可能性がある

袋小路の家は災害時にリスクがあるので、購入者が少ないです。たとえば、自宅で火災が発生した場合、場所によって行き止まりになる場合もあります。

袋小路の奥にある家は、煙に巻き込まれ逃げ遅れる可能性もあるでしょう。さらに、消防車が入れない場合消火活動も遅れます。

大雨の時は、袋小路に水が溜まります。道路が冠水すると、孤立するケースもあります。

袋小路の家を購入する場合は、下記の対策が必要です。

袋小路にある家の売却価格は相場の50～70％

袋小路にある家は、一般の不動産価格と比較して50～70％に下がります。なぜなら、買い手にとって不安が大きいからです。

しかし、立地条件や再建築不可かどうかによっても売却価格は異なります。訳あり物件に強い専門の不動産会社に査定を依頼すると、下記のメリットがあります。

アルバリンクは、袋小路の物件の売り上げ実績が多い会社です。具体的な価格を知りたい方は、無料査定を随時受け付けています。

袋小路にある家を適正価格で売却する方法4選

ここでは、袋小路にある家を手間をかけずに適正価格で売却する方法を紹介します。この記事を読むと、袋小路にある家のスムーズな売却が可能です。

再建築可能の要件を満たす

袋小路にある家を売却するには、再建築可能の要件を満たすことが大切です。再建築不可の物件でも、一定の要件を満たすことによって建て替えが可能になります。

たとえば、隣家と土地の一部を等価交換して通路を作るという方法です。土地の一部を借り、位置指定道路に指定するという方法もあります。

建て替えが可能になると、買い手が見つかりやすくなるでしょう。

隣家の所有者に売却する

家の売却が難しいと感じたら、隣家の所有者に相談してみましょう。もしも隣家の所有者が、接道義務を満たしたいと考えているならチャンスです。

隣家の方が土地の件で悩んでいるなら、購入してくれる可能性は高いでしょう。
駐車場の利用など、土地を有効活用したいと考えている場合も話がスムーズにできます。

耐震リフォーム工事をする

袋小路にある家は、耐震リフォーム工事をすると売却しやすくなります。なぜなら、地震が起こった時に倒壊のリスクを下げることができるからです。

さらに、リフォームをすると見た目が良くなるのもメリットです。しかし古い家は、リフォームにお金がかかります。

そのため、老朽化が進んでいる家は不動産会社に相談してから決めましょう。

専門の不動産買取業者に売却する

専門の不動産会社は、袋小路にある家の売却の実績が豊富です。個人向けに売り出して、半年以上経過している場合は専門の不動産会社に相談しましょう。

無料査定を実施している会社なら、売却価格が確認できます。アルバリンクは建て替えできない・立地がよくないといった袋小路にある家の売却が得意です。

買い取り業者に売却する場合は、仲介手数料もかかりません。袋小路の家の取り扱いに慣れているので、適切なアドバイスが受けられます。

まとめ

今回は、袋小路にある家の売却方法や売れないと言われる理由を紹介しました。袋小路にある家は、個人向けには売却しにくいのが特徴です。

なぜなら、再建築ができないのでリスクが大きいからです。近所付き合いも、負担に思う人も多いでしょう。相場も、一般価格と比較して安くなります。

アルバリンクは物件の状態や立地が悪くても、問題なく買い取ってくれるので安心できます。袋小路にある家の売却に悩んでいる人は、ぜひ相談してみてくださいね。