「不動産を早く売る方法を知りたい」
「不動産を高く売りたい」
「不動産を早く売るためにどうすればいいんだろう」
今回は、不動産を早く売る方法について解説します。
不動産を早く売るには、会社への買取がおすすめです。
しかし、買取は早く売れる分、相場よりも低い金額で売却される恐れがあります。
高額で売却するには仲介を選択する必要があり、買取と使い分けなければいけません。
本記事の内容は、以下についてです。
- 不動産を早く売る方法
- 不動産仲介で早く売るためのコツ
- 不動産を早く売りたい場合の不動産会社の選び方
最後まで読めば、保有している不動産を高額で売却できるでしょう。
不動産売却について知りたい方は、ぜひご覧ください。
なお、弊社(株式会社 AlbaLink )は不動産に強い専門業者です。
ご相談くだされば、金額や日程なども含め、不動産売却についてサポートするのでお気軽にお問い合わせください。
目次
不動産を早く売る方法
不動産を早く売る方法には以下の2つがあります。
- 不動産買取
- 不動産仲介
順番に解説するのでご覧ください。
不動産買取
メリット | デメリット |
・数日から1週間程度で売却できる ・購入希望者を探さなくていい ・仲介より諸費用がかからない ・契約不適合責任を負わない可能性が高い |
・相場よりも安くなりやすい |
不動産買取とは、不動産会社が買主となって物件を購入することです。
不動産買取は数日から1週間程度で売却できるため、素早く不動産を売却できます。
また、契約不適合責任を負わずに売却できることが多いです。
契約不適合責任
契約に基づいて取引した不動産が契約内容に違反していたときに、売主が買主に対して背負う責任のこと。
契約不適合責任が免責されれば、安心して不動産の売却が可能です。
しかし、手間をかけず売却できる一方で、相場よりも価格が低くなりやすいデメリットを把握しておきましょう。
不動産仲介
メリット | デメリット |
・高額で売却できる可能性がある | ・売却までに時間がかかりやすい ・買主に対して契約不適合責任を負う ・仲介手数料がかかる |
不動産仲介は、会社が仲介を行い別の買主が不動産を購入します。
不動産の仲介は高く売れる可能性があります。
不動産を宣伝して物件を購入したい人を集めるので、買取よりも高くなりやすいのです。
しかし、売却に半年から1年程度の時間がかかるので早く売るには不向きかもしれません。
買取保証
メリット | デメリット |
・一定期間経過後は会社が買取してくれる ・仲介の時期に売却できれば、高額で売却できる |
・不動産会社によっては、仲介手続きをしっかりしてもらえない可能性がある ・買取よりも売却時間がかかる |
買取保証とは、最初は不動産会社に仲介してもらい、一定期間経過しても売却できなかったら会社に購入してもらう方法です。
買取保証を利用すれば、しばらく不動産が売れなくても必ず売却できるメリットがあります。
しかし、不動産会社によっては安く不動産を購入するために、仲介手続きを十分に行わず、時間が経ってから会社に低価格で購入されてしまうかもしれません。
不動産会社に買取されてしまえば、仲介にかけた時間の意味がなくなってしまいます。
そのため、買取保証を利用する際は、十分に信頼できる会社を選択することが大切です。
不動産仲介で早く売るためのコツ
不動産仲介で早く売るためのコツは以下の5つです。
- 複数の不動産会社に査定を依頼する
- 最適な媒介契約を選択する
- 必要書類は事前に用意する
- 内覧準備をしっかり行う
- インスペクションを検討する
ひとつずつ解説します。
複数の不動産会社に査定を依頼する
複数の不動産会社に依頼すると、以下のメリットがあります。
- 不動産の売却相場がわかる
- 信頼できる会社を見つけられる
- 物件についての理解が深まる
複数の不動産会社に査定を依頼すれば相場がわかるため、適切な価格で不動産を売却できるでしょう。
また、不動産の売却力が高い信頼できる会社を見つけやすくなります。
最低でも3社以上に売却査定を依頼しましょう。
最適な媒介契約を選択する
不動産を仲介するための契約には、以下の3種類があります。
契約の種類 | 一般媒介契約 | 専任媒介契約 | 専属専任媒介契約 |
依頼者が複数業者への依頼 | 可 | 不可 | 不可 |
依頼者が取引相手を探したうえでの直接取引 | 可 | 可 | 不可 |
契約の有効期間 | なし | 3ヶ月以内 | 3ヶ月以内 |
業者から売主への業務処理状況の報告義務 | なし | 2週間に1回以上 | 1週間に1回以上 |
業者による指定流通機構への物件情報の登録義 | なし | 7日以内 | 5日以内 |
仲介する不動産会社へ専門的に依頼するほど、会社は売却手続きに力を入れてくれます。
一般媒介契約は、契約してもほかの不動産会社への依頼が可能です。
そのため、優良な不動産は不動産会社がほかの会社に契約されないように早い段階で高く売る傾向があります。
売却不動産の立地条件や設備がいい場合は、一般媒介契約をおすすめします。
必要書類は事前に用意する
不動産の仲介は契約や引き渡しなどがあるため、さまざまな書類が必要です。
必要書類の主な例は以下のとおりです。
- 印鑑証明書
- 住民票
- 登記簿謄本
- 重要事項説明書
- 建築図面
ご自身で揃えられる書類が多いため、営業マンに頼りすぎないようにしましょう。
必要書類は、市区町村や法務局などで入手できます。
内覧準備をしっかり行う
仲介で購入者を募集すると、内覧を希望する方が多いです。
そのため、内覧準備をしっかりしておきましょう。
水回りや玄関は見られやすいため、きれいにすることが大切です。
物件の状況によっては、ハウスクリーニングやリフォームすることもおすすめします。
インスペクションを検討する
インスペクション
不動産を売却する前に劣化状況や修正箇所を調べること。
インスペクションを実施すれば買主にとって魅力的な物件になるため、スムーズかつ高い値段で売却することが可能です。
インスペクションは建築士をはじめ専門家に依頼すれば確認してもらえます。
不動産を早く売りたい場合の不動産会社の選び方
不動産を早く売りたい場合の会社の選び方を以下の2つに分けて解説します。
- 不動産買取の場合の選び方
- 不動産仲介の場合の選び方
順番に解説するので、参考にしてみてください。
不動産買取の場合の選び方
買取は条件があえば会社が購入するため、なるべく高い金額で購入してくれる会社を見つけることが大切です。
高額で売却できる会社の選び方は以下のとおりです。
- 実績のある会社を探す
- 設備やエリアに応じて売却が得意な会社を探す
ホームページを確認すれば実績や得意な売却方法を確認できます。
不動産仲介の場合の選び方
仲介は買取よりも高く売れやすい分、時間がかかるデメリットがあります。
そのため、売却力が高く早く不動産を売れる会社を探すことが大切です。
仲介で早く売るためのコツは以下のとおりです。
- 営業力のある会社を選ぶ
- 口コミを参考にする
- 売りたい不動産の売却実績がある会社を選ぶ
特に、自分が売りたい不動産と似た物件の売却実績があれば、仲介でも早く売れる可能性が高まるので意識しましょう。
不動産を早く売りたい場合の注意点
不動産を早く売りたい場合の注意点は、以下の3つです。
- 囲い込みに注意する
- 値引き限度額を設定する
- 事前に売却相場を把握しておく
順番に解説します。
囲い込みに注意する
囲い込み
仲介を依頼された物件を他社に紹介せず、自社内で購入者を見つけ契約まで進めること。
悪質な会社であれば仲介を依頼しても、自社で売却するため売却までに時間がかかる可能性があります。
囲い込みを防ぐためには、専属専任契約や専属専任媒介契約を結ぶことが有効です。
上記の契約をすれば、不動産流通機構レインズに登録することが義務付けられ、レインズでは囲い込みが禁止されています。
早く売るためには信頼できる不動産会社を探し、囲い込みのリスクを下げることが大切です。
参照元:国土交通省|「レインズ機能の充実の必要性について」
値引き限度額を設定する
値引き限度額を設定しておくと、買い叩きを防げます。
買い叩き
下請事業者に対し、通常支払われる代金と比較して著しく低い下請代金を不当に定めること。
参照元:E-GOV|下請代金支払遅延等防止法
物件の売買で購入希望者から値下げ交渉されることは少なくありません
購入者によっては、強気の値段を提案し買い叩いてくる可能性があります。
しかし、値引き限度額を設定しておけば買い叩きを防げるでしょう。
事前に売却相場を把握しておく
売却相場を把握しておけば、物件の適正価格を理解しないまま不利な金額で売却するリスクを下げられます。
売却相場を把握するために、以下の方法がおすすめです。
- レインズ
- 不動産情報サイト
- 国土交通省のデータ
相場を確認しておけば売買で後悔する可能性を下げられるため、確認してみてください。
まとめ
本記事では、不動産を早く売る方法について説明しました。
不動産は、会社や売却方法を間違えるとスムーズに売却できません。
そのため、売りたい物件に適した売却方法を選択することが大切です。
高く売るためには、口コミがいい会社や実績のある会社に売却依頼することが重要です。
弊社(株式会社AlbaLink)は、年間相談実績が3,000件以上の不動産に強い専門の買取業者です。
ひとつの候補としてご相談くだされば、金額や日程なども含め、全力でご対応いたします。
お気軽にご連絡ください。
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