家を売りたいときの相談窓口6選!状況別の相談先や費用をプロが解説
「家を売りたいけれども、誰に相談したらよいかわからない…」
「相談すると、どのくらいの費用が掛かるのだろう…」
そのように悩んでいませんか?
家は「仲介」か「買取」で売却可能です。
家を売却するときは、不動産会社や金融機関、土地家屋調査士、司法書士、税理士、弁護士といった専門家に相談すると、スムーズに売却できます。
この記事を読むことで、家の売却方法や相談先について知ることができます。
弊社「株式会社AlbaLink(アルバリンク)」は、全国を対象に売却の難しい不動産を積極的に買い取っている不動産買取業者です。
査定や相談だけでも可能ですので、ぜひ一度気軽にご相談ください。
目次
家を売る前におさえておきたいこと
家を売却する前に、知っておくべきことがいくつかあります。
ここでは、家を売る方法や売るまでの流れ、売却後の手続きについて解説します。
家を売る2つの方法
家を売る方法には主に「仲介」と「買取」の2つがあります。
「仲介」とは、不動産会社が売主と買主の間に立って取引をサポートする売却方法です。
不動産会社は物件情報をインターネットに掲載したり、チラシを配ったりして買い手を探してくれます。
また、見学希望者への対応や価格交渉、契約書類の準備なども行ってくれるというメリットもあります。
不動産会社は、こうしたサービスを提供する代わりに、家が売れた時には売却金額の一部を手数料として受け取るのです。
「仲介」は比較的高い価格で売れる可能性がありますが、買い手が見つかるまで時間がかかることもあるので、時間に余裕をもって売却を進めたほうがよいでしょう。
一方「買取」は、不動産会社が直接家を購入する方法です。
第三者の買い手を探す必要がないため、短期間で売却が完了します。
急いでお金が必要な場合に便利ですが、仲介に比べて売却価格は低くなる傾向があるので注意が必要です。
また、仲介手数料がかからないというメリットもあります。
どちらの方法が良いかは、売却の目的や希望する期間によって選ぶとよいでしょう。
家を売るまでの流れ
家を売ることを決めたら、まず複数の不動産会社に家の価値を調べてもらいます。
その後、信頼できる不動産会社と売却の契約を結びます。
不動産会社は家の情報をウェブサイトや広告に掲載し、買いたい人を探してくれます。
買いたいという人が現れると、その人は実際に家を見学したいと希望するでしょう。
見学の際は家をきれいに整えておくと良い印象を与えられます。
買い手が決まったら、売買契約を結びましょう。
その後、買い手がお金を支払い、売り手は家の鍵を渡して所有権を移転します。
これで家の売却は完了です。
全体の期間は物件の状態や地域によって異なりますが、平均して3〜6ヶ月ほどかかることが多いです。
家を売った後に必要となる手続き
家を売った後には様々な手続きが必要です。
まず家の引き渡し日までに荷物を運び出し、新しい住所への引っ越しを完了させます。
引き渡し当日には、買い手に鍵を渡し、家の中の設備の使い方などを説明することもあります。
もし住宅ローンが残っている場合は、売却金で借金を完済し、銀行からの抹消証明書をもらいます。
その後、法務局で家の名義変更の手続きを行いますが、通常は不動産会社や司法書士が代行してくれます。
また、税金関係の手続きも重要です。
家を売って利益が出た場合は、翌年の確定申告で譲渡所得税の申告が必要になります。
売却した年の住民税や固定資産税の精算も忘れないようにしましょう。
家を売りたいときに利用できる6つの相談窓口
住宅売却に関する手続きや支払いを一人で行うことは大変です。
ここからは、家を売る際に利用できる6つの相談窓口を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
【総合窓口】不動産会社
家を売りたいと考えているとき、まず頼りになるのが不動産会社です。
不動産会社は家の売却に関する相談から実際の販売まで、全体的なサポートを提供してくれます。
最初に行う無料の価格査定では、家の立地や広さ、築年数などから適切な売却価格を提案してもらえます。
また、売却にかかる税金や諸費用の説明、買い手探しのための広告活動、内覧会の実施、価格交渉、契約手続きなど、専門的な業務を一手に引き受けてくれます。
家を売る際には複数の不動産会社に相談することをおすすめします。
会社によって得意な地域や物件タイプが異なりますし、対応の質やサービス内容も様々だからです。
信頼できる不動産会社の担当者を見つけることが、スムーズな売却のカギとなります。
【ローン関連】金融機関
家を売却する際、住宅ローンが残っている場合は、まず借入をしている銀行や信用金庫などの金融機関に相談するとよいでしょう。
多くの金融機関では、住宅ローンの返済や家の売却に関する相談を無料で受け付けています。
通常、住宅ローンが残っている家を売るには、先にローンを全額返済する必要がありますが、金融機関の了承があれば、家の売却と同時に住宅ローンの完済と担保の解除を一度に行うことができます。
売却予定の方は、できるだけ早い段階で担当の銀行員に相談することをお勧めします。
その際、前倒しで返済する場合の手数料や必要な書類についても確認しておくと安心です。
【境界の確定】土地家屋調査士
家を売りたいときに、土地の境界をはっきりさせておくことは非常に大切です。
このとき力になってくれるのが土地家屋調査士という専門家です。
土地家屋調査士は、土地の境界を正確に調べて測る国家資格を持った専門家です。
家を売る際に「この土地はどこからどこまでが自分の所有物なのか」を明確にするために調査を行います。
境界があいまいなままだと、売買後にトラブルになることがあるため、事前に確認しておくことが安心につながります。
土地家屋調査士に依頼すると、現地での測量や古い図面の確認、近隣の土地所有者との話し合いの立会いなどを行ってくれます。
その結果、正式な境界が確定すれば、法務局に正確な情報が登録されます。
依頼にかかる費用は土地の広さや複雑さによって変わりますが、一般的に数十万円程度かかることを覚えておくとよいでしょう。
【登記の手続き】司法書士
家を売却する際には、法務局での登記手続きが必要となりますが、この手続きをサポートしてくれるのが司法書士です。
司法書士は不動産の名義変更などの登記申請を専門とする法律の専門家です。
家を売る際には、銀行からの借入金が残っている場合はその抹消手続き、そして新しい所有者への名義変更手続きが必要になります。
これらの手続きは書類作成や法務局への提出など専門知識が必要なため、多くの方が司法書士に依頼しています。
司法書士に相談する際は、初回相談は無料のことが多いですが、実際に手続きを依頼すると数万円の費用がかかります。
ただし、この費用は売却価格や手続きの複雑さによって変わることがあります。
【税金の手続き】税理士
家を売却する際には、税金の問題が発生することがありますが、このような時に頼りになるのが税理士です。
税理士は税金の専門家で、家の売却によって生じる「譲渡所得税」や「住民税」について詳しいアドバイスをしてくれます。
税理士に相談すると、税金の計算方法、申告の仕方などを教えてもらえます。
また、必要な書類の準備や、確定申告の手続きを代行してもらうこともできます。
自分で確定申告を行う場合は、税務署の窓口で無料相談が可能です。
【トラブル全般】弁護士
家を売却する際に様々なトラブルが発生することがあります。
このような場合、不動産に詳しい弁護士に相談することが解決への近道です。
弁護士は契約書の内容確認や交渉、法的手続きのアドバイスなど幅広くサポートしてくれます。
たとえば、買い手から突然契約の取り消しを求められた場合や、売却後に隠れた欠陥があったと言われてお金を請求された場合などに弁護士の助けが役立ちます。
また、家の所有者が複数いる場合の権利関係の整理や、ローン残債がある物件の売却方法についても適切な助言を受けられます。
まとめ
この記事では、家を売る前に知っておくべきことや、家を売りたいときの6つの相談窓口について解説しました。
家を売るには仲介と買取の二つの方法がありますが、いずれの場合でも様々な手続きが必要です。
特に、不動産会社は家を売る際の総合窓口となるため、複数の業者を比較検討して選ぶ必要があります。
弊社(株式会社Albalink)は、年間相談実績3,000件を超える買取業者で、様々な物件を取り扱ってきた実績を有しています。
一つの候補としてご相談くだされば、金額や日程なども含め、全力でご対応いたします。お気軽にご連絡ください。