「ボロ戸建て投資はやめとけ」は信じるな!【成功事例とコツを語ります】


ボロ戸建て投資に興味はあるけれど、「やめとけ」という声を耳にして不安に感じていませんか?
確かに、古い物件を扱う投資にはリスクがつきものです。
しかし、正しい知識と準備さえあれば、ボロ戸建て投資は安定した収益を得られる魅力的な投資手法になります。
本記事では以下のようなポイントに触れながら、ボロ戸建て投資のリアルを丁寧に解説します。
最後まで読むことで、リスクを正しく理解し、不安を安心に変えるための具体的なヒントが得られます。
そして、数ある投資手法の中でも、実は「訳あり物件」と呼ばれるボロ戸建てが、初心者にこそ狙い目である理由もわかってくるでしょう。
当記事を提供する株式会社Albalinkでは、実際に高利回りを狙えるボロ戸建て物件をLINEで多数ご紹介しています。
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目次
【結論】ボロ戸建て投資はやめとけ?いえ、十分成功できます!
ボロ戸建て投資は「やめとけ」と言われることもありますが、正しい知識と準備を持てば十分に成功できる手法です。
築古の建物や修繕が必要な物件にはリスクもありますが、適切に対応することで、安定した収益を得られるでしょう。
ここでは、ボロ戸建て投資について次のようなことを解説します。
ボロ戸建て投資については、こちらの記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。


成功するための情報と準備があれば十分に戦える!
ボロ戸建て投資で成功するには、事前の情報収集と綿密な準備が重要です。
物件選び、リフォーム計画、管理体制など、どれか一つでも欠けると失敗に近づきます。
たとえば、水回りの設備や屋根の状態を見落としてしまうと、後から多額の修繕費が発生し、家賃収入だけではコストを回収できない可能性もあります。
反対に、地域の賃貸需要や入居者層をリサーチし、必要なDIYとプロの手を使い分けることで、費用を抑えつつ魅力的な戸建て物件へと再生できるかもしれません。
正しい知識と事前準備があれば、初心者でもボロ戸建て投資で十分に収益を得られます。
ボロ戸建て投資で成功するコツは「ボロ戸建て投資で成功するための5つのコツ」で解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
実際にボロ戸建て投資の成功者はたくさんいる
ボロ戸建て投資は難しそうに感じるかもしれませんが、実際には多くの投資家が成功を収めています。
特に、地方の築古戸建をうまく活用して安定した家賃収入を得ている大家さんは珍しくありません。
ボロ戸建て投資に成功した人は、自ら現地に足を運び、エリアの需要を把握し、DIYで費用を抑えるなど、柔軟な運用で利益を生み出しています。
もちろん、すべての物件で成功するのは難しいですが、「価値のある物件を見極める力」と「問題発生時の対応力」があれば、再生可能なボロ戸建ては投資対象としてとても魅力的です。
実際にボロ戸建て投資で成功した人の事例は、「ボロ戸建て投資でも成功できる!投資家3名の事例」で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
「ボロ戸建て投資はやめとけ」と言われるのはなぜ?
ボロ戸建て投資が「やめとけ」と言われる背景には、初心者が陥りやすい複数のリスクが存在するからです。
ここでは、「ボロ戸建て投資はやめとけ」と言われる理由を3つ紹介します。
高利回りに惹かれて初心者が飛びつきやすい
ボロ戸建て投資は表面利回りの高さから「儲かりそう」と感じられ、特に初心者が飛びつきやすい傾向があります。
しかしその結果、思わぬ失敗につながることも少なくありません。
たとえば、「利回り20%超」と謳う築古戸建てを購入したものの、リフォーム費用や修繕費を考慮するのを忘れており、赤字運用に陥るかもしれません。
また、利回りだけで判断して購入したけれど、水回りの不具合や屋根の雨漏りが発生し、追加費用がかかることもあるでしょう。
家賃収入は想定できても、建物の状態や管理コストを見誤ると、実質的な収益は大幅に減少します。
ボロ戸建て投資をするときは、高利回りという「数字の魅力」に惑わされず、価格の安さの裏にある手間やリスクにも目を向けることが重要です。
表面利回りだけで判断すると落とし穴がある
ボロ戸建て投資において、「表面利回り」だけを基準に判断するのは危険です。
物件の購入価格に対する年間の家賃収入の割合のこと。「年間の家賃収入÷物件購入価格×100」で算出できる。
なぜなら、表面利回りは実際のコストや空室期間などを含まないため、実際の収益とはかけ離れている可能性があるからです。
たとえば、購入価格200万円、家賃4万円とした場合、表面利回りは24%と非常に高く見えます。
しかし、初期費用にリフォーム費用が100万円、さらに年間の管理費用や修繕費が加われば、実質的な利回りは大きく下がるでしょう。
利回りの計算には、運用期間やエリアの需要、賃料の下落リスクなど多くの要素を加味する必要があります。
表面利回りに惑わされず、総合的な視点で物件の価値を見極めることが大切です。
情報不足のまま購入するとトラブルに発展しやすい
ボロ戸建て投資では、情報不足のまま物件を購入すると、後で深刻なトラブルに発展するリスクがあります。
たとえば、築50年の空き家を「安いから」と即決しても、水回りや屋根の修繕が必要であることを見落としていると、リフォーム費用がかかって結果的に初期投資額が大幅に増加するでしょう。
ほかにも、地域の環境や入居者ニーズ、周辺の家賃相場を知らずに物件を選ぶと、賃貸に出しても入居が決まらず空室が続くかもしれません。
ボロ戸建て投資の失敗のなかには、十分な事前調査と知識があれば防げるものもたくさんあります。
設備や構造の確認、リフォームの費用感、地域の需要など、さまざまな情報の収集・分析がを心掛けましょう。
ボロ戸建て投資でよくある7つのリスク
ボロ戸建て投資は、初期費用が少なく利回りが高い点が魅力ですが、同時に複数のリスクも抱えています。
ここでは、ボロ戸建て投資でよくあるリスクとして、以下の7つを紹介します。
1.修繕費リスク:リフォーム費用が膨らむ
ボロ戸建ての大きなリスクのひとつが、予想外に修繕費用が膨らむことです。
築年数が経過している物件では、見た目以上に建物の老朽化が進んでおり、修繕や設備交換に多額の費用が発生することがあります。
次のような問題は、購入後に初めて発覚することもあるため、注意が必要です。
- 屋根の雨漏り
- 水回りの腐食
- シロアリ被害
リフォーム費用がかさむと、利回りの計算が崩れ、想定していた収益の回収までに長期間を要することになります。
物件を購入する前に建物調査を実施したり、予備費用を確保したりして、安定した不動産投資のための基盤を作りましょう。
2.資金調達リスク:銀行融資がつきにくい
ボロ戸建ては金融機関からの評価が低いため、融資が通りにくい傾向があります。
特に築年数が古く、再建築不可の物件は「担保価値がない」とみなされるかもしれません。
建築基準法の接道義務を満たさないため、一度更地にしてしまうと、新しい建物を建てることができない物件のこと
ボロ戸建て投資で融資を活用するときは、事前に使える融資制度を調べておきましょう。
必要に応じて、自己資金で対応するのもひとつの方法です。
3.保険リスク:火災保険に入れない場合がある
築年数が経過している物件は、火災保険に加入できなかったり、高額な保険料を提示されたりするリスクがあります。
火災による建物や家財の損害を補償する保険のこと。火災以外にも、落雷、風災、水災、盗難などで生じた損害も補償できる。
なぜなら、古い家や傷んでいる家は新築と比べると性能が低く、災害等による損害リスクが高いと判断されやすいからです。
保険に加入しないまま物件を運用するのは、火災や自然災害による損害が全て自己負担となるため、かなりリスクがあります。
物件を購入する前に保険会社の対応方針を確認し、必要に応じて耐震補強などの対策を検討することが求められます。
4.空室リスク:入居者がなかなか見つからない
ボロ戸建ては、立地や状態によっては空室が長期化し、家賃収入が得られないリスクがあります。
特に賃貸需要が少ない地域では深刻です。
たとえば、地方の過疎エリアで戸建てを購入し、リフォームしても、入居希望者がいないため1年以上空室で収益がゼロになる可能性があります。
需要を無視して物件を選ぶと、空室期間が長引き、結果として利回りが大きく下がります。
エリア選定の段階で、周辺の賃料相場や入居者のニーズを十分に調査しておくことが、空室リスクを避けるカギになります。
5.売却リスク:出口戦略が立てられず売却できなくなる
ボロ戸建ては、売却が難しいリスクも抱えています。
築年数が経過している物件は設備が古かったり、構造が傷んでいたりする可能性があるため、購入希望者が見つかりにくい傾向にあります。
購入希望者が見つからないと、管理費や固定資産税だけが発生し続けて、収支が赤字に転落するかもしれません。
最終的な売却方法を計画しておくことが、リスク対策としてとても重要です。
加えて、物件を購入する前から「将来的に売却できるか」という視点を持ち、価値のある物件選定を行うと良いでしょう。
6.運営リスク:DIYや管理で時間が奪われる
ボロ戸建て投資では、リフォームや修繕をDIYで行うケースも多く、時間や手間が想像以上にかかることがあります。
自己資金を抑えるために自分で修繕しようとしても、数ヶ月の作業時間が必要となり、他の仕事や生活に支障をきたすかもしれません。
また、入居者対応やトラブル処理などの管理業務も、戸建てはアパートに比べて個別対応が多く、大家さんの負担が大きくなりがちです。
コスト削減と効率化のバランスを取りながら、管理会社の活用や外注の判断をすることが、長期的な運用の安定につながります。
7.社会的リスク:副業バレで会社員が懲戒処分される
会社員が副業としてボロ戸建て投資を行う場合、「就業規則に違反している」と判断され、懲戒処分を受けるリスクがあります。
特に公務員や副業禁止の企業に勤める人は注意が必要で、ルールに違反すると信用やキャリアに影響が及ぶかもしれません。
副業が職場にバレる理由としては、賃貸収入の確定申告をした結果、税務署からの通知を経て会社に発覚することが挙げられます。
事前に就業規則を確認し、必要なら会社に申請する等、適切な対応を心掛けましょう。
ボロ戸建て投資を代表する3つの失敗パターンと対策
ボロ戸建て投資には夢もありますが、同時に典型的な失敗パターンも存在します。
ここでは、ボロ戸建て投資を代表する失敗パターンと対策を3つ解説します。
ボロ戸建て投資の失敗については、こちらの記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。


修繕費の見積もりが甘くキャッシュが尽きた
ボロ戸建て投資でとくに多い失敗が、修繕費の見積もりが甘かったためにキャッシュが枯渇するパターンです。
建物の劣化状況を正確に把握しないままリフォームに着手すると、想定外の費用が次々に発生します。
たとえば、最初は100万円で済むと思っていたリフォームが、水回りや屋根の劣化、配管の不具合などで最終的に250万円以上かかり、自己資金では足りなくなるかもしれません。
修繕費の発生が原因の失敗は、現地調査を怠ったり、DIYで済むと過信したりすることで起こりやすくなります。
事前に建築士や専門業者による建物診断を受け、予備費として修繕費用の20~30%を追加で見込んで対策をしておきましょう。
戸建て投資のリフォーム費については、こちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。


空室が続いて「収支が悪化&売却が難航」
空室が続くと、収益が悪化するだけでなく、物件の売却も困難になることがあります。
主な原因は、エリア選定のミスや賃料設定の誤りです。
たとえば、地方の過疎地域にある築古戸建てを再生しても、そもそも人が少ないため、賃貸の需要は少なく、購入希望者も見つかりにくいでしょう。
購入希望者がいないと、古い空き家を所持し続けることになり、維持費や固定資産税などの負担が続くことになります。
事前にエリアの需要調査を行い、賃料相場や入居者層を把握したうえで、適切な賃料を設定しましょう。
資金計画不足で途中放棄に至った
資金計画が甘いと、最終的にお金が足りなくなり、投資を途中で放棄することになるかもしれません。
初期費用だけでなく、運用期間中の維持費や突発的なコストを考慮せずに資金計画を立てると、途中放棄に至るリスクが高まります。
ボロ戸建て投資には、物件の購入費用だけでなく、次のような費用も必要です。
- リフォーム費
- 登記費用
- 不動産会社に支払う仲介手数料
- 火災保険料
物件を購入する前に、「初期費用+運用コスト+予備資金」の3つを明確に計算し、手元資金だけでなく、万一に備えた融資や資金調達の準備を整えておくことが大切です。
ボロ戸建て投資でも成功できる!投資家3名の事例
ボロ戸建て投資でも、うまく運用すれば高利回りを実現できます。
ここでは、ボロ戸建て投資で成功した投資家の事例として、以下の3つを紹介します。
年収約300万円の人が利回り約50%の不動産投資を実現
まず紹介するのは、年収300万円だったT氏の事例です。
T氏は節約と副業で500万円の資金を貯め、融資なしで築35年・3DKの戸建てを450万円で購入しました。
購入した物件は、シェアハウスとして運用することにします。
1階を共有スペース、2階に二段ベッドを設置し、最大5人が入居できるようにしました。
毎月の家賃収入は19.5万円で、光熱費を差し引いても月17万円です。
年間252万円の収益を得て、最終的に利回り約50%を達成しました。
投資資金は、2年で回収できたようです。
参照元:浦田健「【実際にあった】ボロ戸建て不動産投資事例!物件/利回り/運用方法を公開!初心者にもおすすめ」
築古戸建てを回収して実利回り24.3%を達成
続いて紹介するのは、築古戸建てに投資したS氏の事例です。
千葉県で築48年・3LDK・54㎡の戸建てを220万円で購入し、DIY中心のリフォームで修繕費を節約しました。
水回りを優先して修繕したり、中古設備を活用したりすることで、修繕費を節約できたようです。
畳に関しては、当初は表替えだけを予定していましたが、中身が腐っていたため、新調することになったのが予想外の支出だったとのことでした。
最終的に、総投資額に対して実利回り24.3%を達成し、2年半の保有で390万円の利益を得ました。
参照元:note「ボロ戸建て投資:最初の1戸目の総収支・必要経費から収益まで公開」
アメリカから日本に移住した夫婦が空き家をゲストハウスとして活用
最後に紹介するのは、アメリカのニューオーリンズから、日本の愛媛県今治市にある大三島に移住した夫婦の事例です。
2人は「Cheap Houses Japan」というニュースレターを見て、日本の伝統的な木造建築や家具に惹かれ、空き家を2軒購入しました。
うち1軒は、夫婦がほぼ自力でリノベーションを進め、ゲストハウスとして生まれ変わりました。
現在は「昭和レトロな雰囲気が懐かしい」と、家族旅行や友人との旅行をする人に人気になっています。
もう1軒は、自宅として改装中のようです。
活動を続けるうちに支援の輪が広がり、リフォームのサポートをする人や、家具を寄付する人も現れました。
地域と共存しつつ、古い空き家の活用に成功した事例と言えるでしょう。
ボロ戸建て投資で成功するための5つのコツ
ボロ戸建て投資は、ほかの不動産投資と比べて初期費用が少なく、高利回りを狙える魅力的な投資方法です。
しかし、リスクも大きいため、成功のためには押さえるべきポイントがあります。
ここでは、ボロ戸建て投資で成功するためのコツを5つ紹介します。
ボロ戸建て投資で稼ぐ方法については、こちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。


1. 高利回り物件を探す【チェックポイント】
ボロ戸建て投資を成功させるためには、高利回りな物件を見極めることが重要です。
利回りが高いと、初期費用を比較的短期間で回収でき、家賃収入が収益に結びつきやすくなります。
たとえば、月5万円の家賃で年間60万円の収入が見込める物件を300万円で購入すれば、表面利回りは20%です。
修繕費が少なく済めば、実質利回りも高く保てます。
高利回り物件を選ぶ際は、周辺エリアの賃料相場、需要、物件価格とのバランスを見るのがポイントです。
見かけの価格に飛びつかず、家賃とのバランスや再生可能性を含めた利回りを判断基準にすることが大切です。
ちなみに弊社AlbaLink(アルバリンク)では、高利回りを期待できる戸建ての情報をLINEで配信しています。
どのような物件があるか気になる方は、ぜひ登録してみてください。


2. 再建築可・耐震OKなど物件条件の精査する
物件選びでは、「再建築可」「耐震基準適合」などの法律や構造の条件を確認することが重要です。
法律や構造の条件は、将来の売却や資産価値に直結します。
地震が発生した際にも人命や財産を守るため、建物が最低限満たすべき地震への耐久性の基準のこと
たとえば、安く購入した戸建てが再建築不可だった場合、将来的に建て替えや売却が難しく、投資としての価値が著しく下がることがあります。
耐震基準を満たしていない物件では、融資が難しい場合や火災保険に加入できないかもしれません。
法律・構造に関するトラブルは、物件を購入する前の調査をしっかりすることで回避できます。
建物の登記簿や自治体の建築指導課などで、接道状況や建築制限を調べておきましょう。
3. 実質利回りを重視して修繕費も考慮に入れる
表面利回りではなく、実質利回りを重視することも重要です。
家賃収入から修繕費・管理費・空室期間の損失などを差し引いた「実際の利益率」のこと。
たとえば、200万円の物件に50万円のリフォーム費用をかけ、年間家賃収入が60万円だったとしても、途中で水回りの不具合や屋根の修繕が発生すれば、利益は圧迫されます。
修繕費や維持費を無視して利回りを計算すると、後から「思ったより儲からない」という結果になるかもしれません。
購入前に建物の状態を専門家に確認してもらい、修繕費の概算を出したり、空室期間も織り込んだ上で実質利回りをシミュレーションしたりしておくことが大切です。
利回りの計算については、こちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。


4. DIYは費用対効果を見極めて活用する
ボロ戸建てでは、コスト削減のためにDIYを活用する人も多いですが、すべてを自分で行おうとすると逆効果になることがあります。
たとえば、壁紙の貼り替えや簡単な床補修はDIYでも可能ですが、水回りの配管や電気工事などは専門業者でないと、安全面に問題が発生するかもしれません。
時間・手間・コストのバランスを見極め、得意な部分だけDIYを取り入れ、難しい作業は外注するのが賢明です。
DIYは投資額を抑える手段として有効ですが、常に「費用対効果」の視点を忘れずに運用しましょう。
ボロ戸建てのDIYについては、こちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。


5. 出口戦略を購入前から設計しておく
不動産投資では、購入時点で「出口戦略」を持っておくことがとても重要です。
最終的に売却で回収するのか、長期運用で安定収入を目指すのかによって、選ぶ物件は変わります。
もし「利回りが高いから」という理由だけでボロ戸建てを購入すると、実は再建築不可で買い手がつかず、売却できないかもしれません。
物件を探す段階から、築年数や構造といった売却できる物件の条件を事前にチェックし、将来的なニーズも見据えておきましょう。
ボロ戸建て投資で失敗しないための7つの注意点
ボロ戸建て投資では、確認を怠った点が、後で大きなトラブルの原因になる場合があります。
投資を成功させるには、物件価格や利回り以外のことも総合的に考慮することが大切です。
ここでは、ボロ戸建て投資で失敗しないための注意点を7つ解説します。
耐震・構造・再建築可否を確認する
ボロ戸建てを購入するときは、耐震性・建物構造・再建築の可否を必ず確認しましょう。
どの項目も、物件の資産価値や将来の売却の可能性に直結します。
たとえば、旧耐震基準の物件では、火災保険に加入できないことや、地震で倒壊リスクが高く、結果として入居者が集まらず空室が続くことがあります。
1981年5月31日までに建築確認を受けた建物に適用された、震度5強程度の地震で倒壊・崩壊しないことを目指した基準のこと
物件を購入する前に、建築確認済証や接道状況を事前に確認し、必要に応じて建築士の診断を依頼しましょう。
再建築不可物件への投資については、こちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。


都市計画・用途地域を確認する
都市計画や用途地域の確認も、ボロ戸建て投資において重要なチェック項目です。
- 都市計画
- 人々が住む都市の将来像を描き、実現に向けて土地の使い方や都市施設の整備などを規制・誘導・整備する仕組みや手段のこと
- 用途地域
- 住居、商業、工業などの土地の用途に応じて市街地を区分し、それぞれの地域で建築できる建物の種類や大きさを制限するルールのこと
なぜなら、都市計画や用途地域によっては、「賃貸経営ができない」「将来的に再利用できない」などの制限があるからです。
たとえば、工業専用地域にある戸建て物件では、原則として住宅としての再利用が制限されており、入居者が見つからなかったり、そもそも住居利用が禁止されたりするかもしれません。
物件を購入する前に、地域の都市計画図や自治体の窓口で、用途地域や建ぺい率・容積率などの制限を確認しておきましょう。
地盤・上下水道などのインフラを確認する
物件の地盤やインフラ(上下水道・電気・ガス)の状況確認は、見た目には分かりづらいですが、ボロ戸建て投資において重要な項目です。
インフラ設備の整備状況によって、リフォーム費用や生活環境に大きな違いがあります。
たとえば、購入した物件に上下水道が通っていない場合、新たに引き込み工事が必要になり、100万円以上の予想外の出費が追加で発生するかもしれません。
インフラ設備の有無は、自治体や水道局などで調べることが可能です。
予算オーバーを避けるため、事前によく調査しておきましょう。
信頼できるリフォーム業者を確保しておく
ボロ戸建てではリフォームが必要なケースが多いため、信頼できる業者を確保することも重要です。
安さにつられて契約すると、工期を大幅に遅延して入居開始が半年遅れたり、施工不良が発覚して再修繕で追加費用が発生したりするかもしれません。
リフォーム業者によって、コスト・工期・品質には違いがあります。
事前に口コミや過去の実績、費用感を調べ、複数社に見積もりを取ることで、安心して運用に集中できる体制を整えましょう。
ちなみに弊社AlbaLink(アルバリンク)では、投資物件を紹介後、リフォーム業者の情報も提供しています。
弊社紹介の物件にリフォームが必要なときは、お気軽にお問い合わせください。


エリアの賃貸需要・家賃相場を調査する
エリアの賃貸需要と家賃相場を調査せずに物件を購入すると、高い利回りを期待しても、空室が続いて収益が出ない可能性があります。
地方都市の空き家を格安で購入しても、周辺の相場が3万円であるところ、5万円の家賃で募集すると、入居希望者が現れないかもしれません。
賃料の相場は、次のようなものを活用することで把握できます。
- 物件情報のポータルサイト
- 自治体の統計データ
- 不動産会社へのヒアリング
賃貸需要と相場を正確に掴むことで、適正な賃料設定ができ、空室リスクを抑えて安定した家賃収入につなげることができます。
火災保険などに加入してリスクヘッジする
ボロ戸建ては築年数が経過しており、火災や自然災害への耐性が低いため、保険によるリスクヘッジが重要です。
もし台風被害で屋根が飛び、大規模な修繕が必要になっても、保健に入っていないと全額自己負担で修理することになります。
火災保険や地震保険は、費用対効果を考慮しつつ、万が一のために加入しておくと良いでしょう。
保険に入ることで、運用中の安心感と経営の安定性が大きく向上します。
加入の可否や条件は、築年数や建物構造によって異なるため、事前によく確認してみてください。
無理のない資金計画を立てる
資金計画が甘いと、思わぬ出費や空室期間が発生したときに、投資の継続が難しくなります。
初期費用だけでなく、リフォーム費、管理費、修繕費、空室リスクまで含めた総合的な予算管理が必要です。
不動産投資では、予算超過は珍しくありません。
たとえば、総額300万円で済むと想定して始めたものの、修繕費や火災保険、登記費用、空室期間の家賃損失などで総額500万円以上かかることもあるでしょう。
あらかじめ自己資金に余裕を持たせ、予備費として投資額の20%程度を別枠で準備しておくのがポイントです。
不動産投資における収支計画書の作り方については、こちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。


ボロ戸建て投資の実態を知るためのアクション3選
ボロ戸建て投資を始める前に、実態をしっかり把握することが成功への第一歩です。
ここでは、ボロ戸建て投資の実態を知るためのアクションとして以下の3つを解説します。
ボロ戸建て投資のノウハウを学ぶ
まずは、基礎から応用までボロ戸建て投資のノウハウを体系的に学びましょう。
不動産投資は知識がとても重要で、学ばずに物件を買うのは、地図なしで山登りをするようなものです。
もし築古戸建の法的制限、DIYの限界、修繕費の見積もりの方法などを知らずに投資を始めると、費用と時間だけがかかり、利回りが大きく下がってしまうかもしれません。
現在では、次のような初心者向けのコンテンツがあります。
- 書籍
- YouTube
- ブログ
- コラム
- 講演会・オンラインセミナー
まずはインプットを重ね、自分に合った手法を見極めましょう。
ボロ戸建て投資をするときにおすすめの本については、こちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。


成功している投資家が発信する情報を浴びる
実践的な学びを深めるには、すでに成功している投資家の情報を積極的に取り入れるのが効果的です。
なぜなら、リアルな体験談や投資戦略は、現場での判断力を養う貴重な材料になるからです。
たとえば、築年数が経過している空き家を安く購入し、DIYと部分的なリフォームで収益化に成功した大家さんが、ブログで発信しているノウハウや失敗談はとても参考になります。
実際に投資をしている人の体験談からは、修繕費の実態やエリア選定のコツ、入居者対応の工夫などを学ぶことができます。
SNSでの交流や講演会への参加を積極的に行い、リアルな声から成功のポイントを掴みましょう。
収益を生むボロ戸建てを実際に探す
実際にボロ戸建て投資を始めるときは、収益性のある物件を探すことが重要です。
知識を学ぶだけではなく、現地で物件を見ることで、「どのような戸建てが投資対象になるか」が感覚として身につきます。
たとえば、築年数や価格が似たような2つの物件でも、設備の状態や水回り、屋根、エリアの賃貸需要によって将来の収益性は大きく異なります。
現地で実際に物件を見れば、間取りの価値や修繕費の感覚が掴みやすいでしょう。
弊社AlbaLink(アルバリンク)では、戸建て投資に向いている物件の情報をLINEで紹介しています。
物件に関する質問も受け付けているので、ぜひご登録ください。


まとめ
「ボロ戸建て投資はやめとけ」と言われる背景には、修繕費や空室リスクなど数多くのリスクが存在するため、初心者が安易に手を出すと失敗しやすい現実があります。
しかし、正しい知識と準備、そしてリスクを見極める目を持てば、十分に成功できるでしょう。
とはいえ、ボロ戸建て投資には「修繕費が想定より高額になる」「融資が通らない」「空室が続く」といったリスクがつきものです。
特に、表面利回りの数字だけに惹かれて物件を購入してしまうと、実質的な収益が伸びず、資金繰りが悪化して失敗に陥るケースも少なくありません。
ボロ戸建て投資のリスクを回避するには、「高利回りかつ実質収益性の高い物件」を見つけることが重要です。
訳あり物件専門の買取再販業者AlbaLink(アルバリンク)では、高利回りを期待できるボロ戸建てや、再生可能な訳あり物件を多数取り扱っています。
投資初心者でも収益性の高い物件に出会えるチャンスがあるので、どのような物件があるか気になる方はぜひご登録ください。


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