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大家インタビュー

100のセミナーより、1度でいいから現場へ足を運ぶこと

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[不定期連載]不動産で“食べたい”人バイブル

これからの人生をより豊かにしていくために、不動産投資へを検討している方々へ送る不定期連載企画。

ひとことに不動産投資といっても、目的や、はじめた理由によって、取り組みの例は十人十色。興味はあってもなかなか一歩目を踏み出せない方のヒントになればと、実際に不動産投資の分野でいま生活をしている方々に話を聞きました。

第1回目にお話を伺ったのは、都内で2016年までサラリーマンをしていたカワマンさん。

30代前半で脱サラし、いまは不動産を生活の基盤にしているチャレンジャーです。

不動産投資が軌道に乗ったキーワードは、「一歩目を踏み出す勇気」と、「スピード感」。

自分の背中を押すつもりでぜひ、ご一読を。

#01「100のセミナーより、1度でいいから現場へ足を運ぶこと」

“脱サラ2年で7物件家賃収入3,500万” カワマンさん(33歳)既婚♂

“辞めたい”からスタートした不動産との向き合い

2016年まで都内で営業職を務めていたカワマンさんは、2018年で33歳になる元サラリーマン。

30代になり、今後の人生を考えていく中で、ある思いが頭の中を埋め始めていたと言います。

カワマンさん

そんな理由かよ!って思うかもしれないですけど、仕事を辞めたいなあって思っていたんです。

給料も満足いくぐらいもらっていたし、時間的な融通もそれなりにきく職場だったので、不満はなかったのですが、30代になって、これから一生いまの仕事を続けていくのかなあと冷静に考えたときに、違う道を進みたいと考えている自分がいました。

当時の職場での仕事が好きでなかったんです。

人間関係にも恵まれていたし、本当によい職場だったのですが、ライフワークとして取り組めるかは、別問題でした。

なので、辞めることを前提に、将来設計を考え始めたんです

 

会社勤めをしていたカワマンさんの当時の年収は約900万円。

貯金は1千万強となっていた。全国的に不況から抜け出せない昨今からしたら、ある程度、恵まれた環境だ。

ただし、それと“これ”とは話しは別だ。

30代となり、これからの人生を考えていくにあたって、貯蓄を元に次のステップを進もうと考えた。

カワマンさん

楽観視していたわけではないですけど、一度辞めてから、まずは考えようぐらいの感じだったんです。

 

不動産が始めに頭にあったわけではないという。

ただ、「来週にでも辞表を出そうかと思っていた」ぐらいに、いまの環境に追い込まれていたことから、次を考え始め、たどり着いたのが不動産投資の道だった。

飾らず、驕らず。助けになったサラリーマン時代のスキル

とにかくいまの状況からの脱却が最優先だったカワマンさん。

辞める決意は固かったが、結果的には辞めると決めてから1年間、サラリーマン生活を延長した。

その理由が不動産投資だった。

カワマンさん

大卒から同じ企業で働いていて、勤続は約10年。

辞めると決めたときに、せっかくこれだけ働いたのだから、そのことを最大限生かしたいと考えました。

社会的な信用もありましたし、貯金もある程度あったので、融資を受けられる環境にあった。

それを生かして資産運用をすることを考えだして、不動産投資に行き着きました。

 

もちろん、簡単に手を出せるものではないが、“これ”と決めてからは即行動。

本を読むことから始めたほか、空いた時間には不動産屋に足を運び、知識を得た。

このフットワークの軽さがいま、カワマンさんが成功できている理由のひとつと言えるだろう。

カワマンさん

長く営業職をやっていたおかげで、人と向き合うことは苦手ではなかったですし、どんな風に話してくれたら売る気になるかとか、一緒にビジネスがしたくなるかというのは、なんとなくですけど、わかっていたつもりです。

最初に僕ができることは、とにかくフットワーク軽く動くこと。

都内にある投資物件、いわゆる“収益物件”を取り扱っている販売店にはほとんど足を運びました。

 

サラリーマン時代に培った経験が不動産投資にも生き、結果的には勉強を始めてから3ヶ月しない内に一つ目の物件へ投資。

「正直、少し勇み足でした(笑)」と振り返るが、ここに至る一歩を踏み出せぬ人が大半だ。

まず、動くこと。なにごとにも通じる一歩目の“軽さ”で、カワマンさんの投資生活はスタートした。

まず、動くこと。最も大事なのは『ゴール設定』

結果から伝えると、その後順調に運用の幅を広げたカワマンさんは、2018年現在、全部で7つの物件を保有している。

見事に生活の基盤を不動産投資で賄っているのだ。

カワマンさんがここまで順調に歩みを進めることができているのは、スピード感、そして一歩目を踏み出す勇気を要していたからだ。

勉強を始めた直後、まだほとんど知識はない状態にも関わらず、不動産屋へ足を運び、話しを聞き歩いた。

カワマンさん

例えば、『売れてしまうかもしれないけどいい物件がある』と言われたときには、すぐに足を運びました。

売る立場になったら、買う気がある人に対して進めたいじゃないですか?そういう姿勢は見せたかったし、チャンスは逃したくなかった。

 

営業職をしていたから有していた、売る側の気持ち。

本気の姿勢は態度に出る。

売りたい人間であるよう、スピード感は特に大事にしていたという。

その上で、1個目の物件は不安な中ではあるが、思い切って購入に踏み切った。

カワマンさん

最悪、トントンにまででも持っていければいいと思ったんです。

話を聞いてもわからない部分は多いし、だったら買っちゃおうって。

 

一歩目も、スピーディー。

信頼できると自身が判断した営業担当から、その後の2軒目も購入することになる。

なんども言うが、まず行動である。

大きなお金を動かすことになるだけに、知識を得てから、時期を待ってから…と考える気持ちも十二分にわかるが、いまの時代、いま得た知識がその先で通用するかはわからない。

二の足を踏んでいる人がいたら、ぜひ参考にしてほしい発想だ。


 

これから不動産投資を始める人へ

いままさに、不動産投資の分野で奮闘中のカワマンさん。

いいスタートを切れた“先輩”として、これから同じ分野に足を踏み入れようとする方々へのアドバイスをもらった。

カワマンさん

矛盾するようなことかもしれないんですけど、『スピード感はもちながらも、自分がどうなりたいかはじっくり考えること』ですかね。

いくつまでに、どういう生活がしたくて、どれくらいのお金を使いたいのか。

それを明確にすることで、自分にどういう物件が合うのかが決まってくると思うんです。

例えば売りきりなのか、それとも賃貸なのか。

新築か、中古かなど、条件がある程度決まってくる。

そうなってくると、売る側も、どんな物件が合うかがわかるじゃないですか?

だから、どうなりたいかを考えてスタートすること。

それがひとつのポイントかなと思います。

あとは、100回セミナーに足を運ぶぐらいなら、一回現場にいってみること。

そのほうが100倍経験値がつくと思います!

 

自身もまだまだ挑戦者ながら、簡潔にまとめてくれたカワマンさん。

その表情からは、かつて仕事を辞めたいとモヤモヤしていた心の闇は全く見受けられない。

第二の人生を力強く歩む様子からは、非常に頼もしい“成功者”の風格さえ漂っていた。

(了)

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もりお@不動産投資の森編集部

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