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賃貸併用住宅の見積もりを依頼する時の注意点

投稿日:2015年6月28日 更新日:

賃貸併用住宅の見積もりを依頼する時の注意点

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賃貸併用住宅の見積もりを依頼する時の注意点

さて、今月からは実際に工務店さんから「概算見積もり」があがってくるようになりました。

予定通り、予算をオーバーした見積もりが手元に届いているわけですが、勝負はこれからです(笑)

見積もりを頂いてから、どこをどう削ったり、どこを仕様変更したり、どこまでをDIYでやるか?など検討し、なんとか予算に近づける作業をするわけです。

が、今日はその前に、

「見積もりを依頼する時の注意点」

について少し書いてみたいと思います。

相見積もりを宣言するかしないかについて

工務店さんに、見積もりを依頼する時に、

「相見積もりを取りますから、それでも良ければ見積もりお願いできますか?」

と、相見積もり前提で依頼するのか。

「真剣にプランを考えていますが予算が足りなそうです。本気で検討したいのですが、この予算内で出来る限り近づける様に見積もりをお願いします。御社以外は見積もりを出していません。」

と、1社ずつじっくり話を聞きながら見積もり依頼をするのか。ここ、結構重要だと思うんですよね。

見積もり金額だけを競争させるのであれば、やはりよくある相見積もりを宣言して競争してもらうのが良いのかもしれません。

しかし、実際に工務店さんの立場に立って考えるとどうでしょう?

「とにかく金額を安く見せれる様に仕様を抑えたり、原価を不透明にできる所で調整した見積もりを出しとこう」

という様に、良からぬ発想が先だってしまう可能性もあると思うんですよね。

逆に、1社ずつ見積もりをお願いした場合は、

「この人は本気だな。契約できる可能性も高そうだ。歩み寄れる所はできるだけ歩み寄って本気の見積もりを提出しようか」

と、単純にこうはならないかもしれませんが、精度のより高い見積もりが出てきやすいと思うんです。

じゃぁ、相見積もりを宣言するのとしないのとどちらが良いのか

という話になってくるわけですが、これは「人によって」という事になります。

前者の方法は、まず数字で振り分ける事ができるので、数多くの会社を選定するのにはやはり便利だし効率が良いですよね。

しかし、その分金額重視で見てしまうと会社を見極める目が重要にもなってきます。

後者の方法は、じっくりと話し合いなどができる分そのリスクは回避しやすくなるかもしれませんが、金額的な競争をしてもらうのに時間や手間がかかる。

また、一度面談などしてしまうと断りにくくなるというデメリットもあります。

つまり、時間をかけても必ず納得できる工務店を選びたい、そして納得いかなければ断る勇気を持てる。そういう方は1社ずつ見積もりを依頼する方が良いでしょう。

比較した仮見積もり

恐らく、ほとんどの方は注文住宅(賃貸併用)の見積もりを複数社の工務店やハウスメーカーに依頼すると思いますが、その理由は、

「金額と内容を比較手検討するため」です。

しかし、これまたほとんどの方が間違ってしまうのが、「別の見積もりを複数とってしまう」んですね。

どういう事かと言うと、例えば、

「3LDKで冬は暖かく夏は涼しい、家事動線の良い家」

という内容(本当はもっと細かいですが)で簡単な図面と見積もりを頂くとします。

出てきた金額は、

  • A工務店 2000万
  • B工務店 2400万
  • C工務店 1700万

こんな感じの金額でした。

しかし、それぞれの仕様が違うので、金額の正当性や安さについてはイマイチわかりません。

これでは、見積もりを複数に依頼した意味もほとんどありませんし、お互いに取って無駄な労力となってしまいます。

「それを改善するにはどうしたら良いのか?」

ですが、ずばりそれは

「同じ仕様で同じ間取り、同じ家の見積もりを複数社に頼む」です。

ただ、これをするためには設計士さんと図面、仕様を確定させておくか、下記の様なサービスを利用するしかありません。

>>タウンライフで注文住宅の計画書を作る

上記のサービスは、資金計画(ここ、超重要です)、土地探し(ここも超重要です)、間取りプランの作成、の3つを無料で請け負ってくれるので、これから注文住宅(賃貸併用)を検討している方には間違いなくおすすめです。

資金計画を誤ると、予定していた建物が建ちません、土地探しを誤ると、予定していた建物が建ちません、間取りプランが確定しないと、正確な見積もり比較ができません、

上記の理由から、この3つを無料でお手伝い頂けるというのは非常に大きな意味を持つことになります。

賃貸併用住宅、どうしようか?と考えられている段階でも相談に乗ってくれるので、是非おすすめです。

実際にあがってきた最終見積もり

さて、先日の打ち合わせで、設計士さんから賃貸併用住宅の概算見積もりが上がってきました。

まだまだ「概算」の状態で、これから色々試行錯誤して金額を詰めていくわけですが、現段階ではこんな感じです。

  • 自宅部分60平米
  • 賃貸部分2部屋40平米ロフト付
  • 借入予算残り 約2000万
  • 概算見積もり 約2500万円

うんうん、あっさり超えてきましたね。まぁそれは想定の範囲内です。

それよりもまず、見積書を見て各項目の意味や、金額の妥当性についてこちらも勉強していかなければいけないな、と。

優先順位をしっかり決めておくこと

さぁ、これからは見積もりとの対決になってくる事が多くなりますが、大切なのは、

「優先順位をしっかり決めておくこと」

なのかなと思います。

うちの場合は、

  • 外壁にはこだわらない
  • 内装もできる部分は自力でやる
  • 外溝は建築後にゆっくりやっていく

なんてこだわりはあるものの、

  • キッチンは妥協しない
  • 面積も必要部分は妥協しない
  • 機密性など、暑さ寒さに関わる事は妥協しない

こんな感じで優先順位は予め決めています。

まぁ、どうなる事やらわかりませんが、工務店さん選びはじっくり納得いくまで

やっていこうかなと思います。

※やはり、私の様に資金計画で躓いてしまわない為には、はじめの段階でどう計画するのか?が重要になってきます。あとで後悔しないためには、上でも紹介した下記のようなサービスで具体的なプランをもらっておくのがリスク回避になります。

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KawataKenji

本業の傍らで不動産賃貸物件を運営中。シェアハウス1棟、簡易宿泊所7室、アパート1棟、賃貸併用住宅、戸建賃貸など。新築シェアハウスを建築中。

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